■S:今日の聖書の言葉
詩篇141篇2節
★私の祈りが、御前への香として、私が手をあげることが、夕べのささげ物として立ち上りますように。
■O:今日のコラム
今日の詩篇の箇所を読むと、私たちが捧げる祈りは、御前への香であり、夕べのささげ物であることが分かります。
使徒の働きの中に、コルネリオという人物が出できます。彼は、部隊の百人隊長であり、ユダヤの人々に多くの施しをなし、いつも神に祈りをしていたと書かれています。その話を読み進めていくと、御使いがコルネリオに現れ、彼にこう告げます。
「あなたの祈りと施しは神の前に立ち上って、覚えられています。」
この箇所を読む時に、私は、いつも多くの励ましを受け取ります。それは、私たちの祈りは虚しいものではなく、いつも神様の御前に香として立ち上っており、覚えられているのだということです。だから、あきらめずに祈り続けようと思わされます。
私の高校時代に1人のクリスチャンの友達がいました。その子はとても熱心な子で、クラスメートのために、救いを覚えて毎日祈っていたそうです。(私は、後になって知りました。)
私自身はクリスチャンホームで生まれましたが、高校生の時は、まだイエス様とは出会っていませんでした。私は、大学生の時にイエス様と出会い、イエス様を救い主として受け入れる告白をしました。救われた後、久しぶりにその友達に会い、私が救われたことを告げると、その子はとても喜んでくれ、高校の時から毎日救いを覚えて祈っていたことを教えてくれました。
私は、コルネリオの話を読むたびに、彼女のことを思い出し、彼女の祈りが香として神の御前に立ち上り、神に覚えられていたんだと思わされます。また、自分自身が神様の御前に捧げる祈りの一つ一つが香として立ち上り、神様が覚えて下さることを思わされ励まされます。
そして、時になるとその祈りの答えがこの地に解き放たれるのだと思わされます。主に期待して、今日も御前に進み出て、祈りを捧げて参りましょう。
「また、もうひとりの御使いが出て来て、金の香炉を持って祭壇のところに立った。彼にたくさんの香が与えられた。すべての聖徒の祈りとともに、御座の前にある金の祭壇の上にささげるためであった。香の煙は、聖徒たちの祈りとともに、御使いの手から神の御前に立ち上った。それから、御使いは、その香炉を取り、祭壇の火でそれを満たしてから、地に投げつけた。すると、雷鳴と声といなずまと地震が起こった。」(黙示録8:3〜5)
■A:考えてみよう
・今日も御前の香として、主の前に祈って参りましょう。
・時が来るなら、神様が答えて下さることに期待して、祈って参りましょう。
・みことばの約束を握りしめて、祈っていきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あいこ 】
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