■S:今日の聖書の言葉
詩篇131篇2,3節
★まことに私は、自分のたましいを和らげ、静めました。
乳離れした子が母親の前にいるように、
私のたましいは乳離れした子のように私の前におります。
イスラエルよ。今よりとこしえまで主を待て。
■O:今日のコラム
今日の詩篇131篇のテーマは、「主を信頼すること」です。この詩篇131篇は、ダビデの霊性が濃く表されています。
ダビデは主の臨在の中にとどまり、とこしえまで主の家に住むことを願い、主を待ち望む者たちの模範です。今日の詩篇を朗読する時に、このダビデの「主を待ち望む」霊性が私たちの上に注がれますように。
さて、2節 リビングバイブル訳では、「乳離れした幼児のように、主の前で静かにしています。もう、あれこれ願い事を並べ立てるのはやめました。」と訳されています。
乳離れは簡単なことではありません。子は、乳を求めて泣き叫びます。まるでこの世の終わりかのように。子にとって最大の試練の時と言えます。(母はそれ以上かもしれません。)
しかし自分の思い通りに行かない、その時こそ大きく成長する機会となります。
人生がうまく行かないとき、私たちはあれこれ主に願い事を並べ立てるかもしれません。もちろん主はそれらを聞いてくださるでしょう。しかし、みことばにはこのような約束が記されています。
「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。」(イザヤ30:15)
悩みの中で私たちはあれこれ言いたくなりますが、思うように行かない時、試練や苦難を経験する時こそ、乳離れする時です。幼児がその母のふところに安らかにあるように、主の前にわがたましいを静め、全き信頼をもって主を待ち望むなら、主は私たちを悩みの中から引き上げてくださいます。
苦難を経験する時、主の前で静まり、聖霊様を待ち望みましょう。
ヨハネの福音書3章8節に「風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てどこへ行くかを知らない」とありますが、文語訳は「風はおのが好む処に吹く」と訳されています。聖霊様は、ご自身が好むところに訪れてくださるのです!
私たちは聖霊様の息吹がいつどこからどのように吹いてくるのかを知りませんが、聖書のはじめから今に至るまで、聖霊様は主を待ち望む者たちの上に注がれます。
聖霊様、今日、私たち一人一人を「主を待ち望む者」にして下さい。聖霊様の息吹を受けて、鷲のように翼をかって天高く舞い上がることができますように。
「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。」(イザヤ40:31)
■A:考えてみよう
この朝、主の前に心静め、主の中で安息しましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ひさえ 】
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