■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第一17章34~37節

★ダビデはサウルに言った。「しもべは、父のために羊の群れを飼っています。獅子や、熊が来て、群れの羊を取って行くと、
私はそのあとを追って出て、それを殺し、その口から羊を救い出します。それが私に襲いかかるときは、そのひげをつかんで打ち殺しています。
このしもべは、獅子でも、熊でも打ち殺しました。あの割礼を受けていないペリシテ人も、これらの獣の一匹のようになるでしょう。生ける神の陣をなぶったのですから。」
ついで、ダビデは言った。「獅子や、熊の爪から私を救い出してくださった主は、あのペリシテ人の手からも私を救い出してくださいます。」サウルはダビデに言った。「行きなさい。主があなたとともにおられるように。」

■O:今日のコラム
ダビデはこの後、告白の通りにゴリヤテを倒すことになります。ダビデのように信仰の告白を大切にしましょう。ヤコブ書を見るなら、告白は私たちの人生のハンドルであり舵です。私たちの人生はこの告白の結ぶ実によって満たされていきます。死も命もこの舌にかかっているのです。

少年ダビデは、誰もが震え上がる巨人ゴリヤテを倒すことができるという信仰を持っていましたが、その信仰は突然この時に与えられたものではないと思います。それはダビデが獅子や熊を倒していく体験をしたが故に、その延長線上に与えられたものです。

私たちも日々の生活の中で、悪との戦いがあると思います。小さな勝利の連続が偉大な勝利に結びついているのです。

このダビデの日々の戦いはどこから勃発して行ったのでしょう?それは羊を飼うことの中から起こっていきました。

皆様にも、自分が覆うべき人々が存在していると思います。私は一人の妻の夫であり、二人の子どもの父です。また教会の牧者です。それらの覆いとなるべき存在として主が召しをくださいました。自分が覆いとなるべき人々のために小さな戦いに勝利し続けるなら、その経験が大きな戦いにおいてゴリヤテを倒すことにつながるのです。

イエス様も自分が覆いとなって人類を愛する愛の故に戦われ、十字架において圧倒的な勝利者となられました!

まずはとりなしの祈りをすることから始めましょう!ダビデの戦いも言葉から始まって行ったのです。これは実は霊的な戦いなのです。霊的な領域で勝利していたが故に、目に見える実際的な勝利がもたらされました。私たちの告白、祈りは霊的な打ち破り、勝利をもたらし、その後に目に見える実際的な勝利をもたらしていきます。

■A:考えてみよう
自分は誰の覆いとなるように召されているのかを改めて確認してみましょう。そしてその人たちのために毎日とりなし祈りましょう。

そうするならその人たちに対する憐れみの心が注がれ始めるようになると信じます。そしていずれはそのために自分の身をていして戦うことに発展していくでしょう。しかし、その小さな勝利が、大きな勝利につながっていることを信じましょう。

■P:祈り
主よ。〇〇さんを憐れみ、赦し、お救いください。イエス様の血の力を宣言します。主が〇〇さんを取り巻く火の城壁となられ、その中に住まわれる栄光となられることを宣言します。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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