主の御名を賛美いたします。
今年も一年間、マナメールをご購読くださり、ありがとうございました。主のあわれみと恵みにより、また皆様の尊いお祈りと励ましによって今年も1年間、配信を続けることが出来たことを心から感謝いたします。
2020年は、実に、多くの揺り動かしがあった一年でした。あたりまえの日常が奪われ、様々なものをあきらめ、手放さなければならない、そのような葛藤を経験された方もいるでしょう。私自身も、今までの生活や働きのフォームを変えなければならない度に、多くの痛みと葛藤を経験しました。
今までのやり方を変えること、手放すことは易しいことではありません。何かを成し遂げるために一生懸命仕えてきた場合は特にそうです。築き上げてきたもの、守ってきたものを手放すことは、心が裂かれる思いになります。
しかし、手放すときに、私たちは失うのではなく、更にそこから前進することができると信じます。「この方法じゃないといけない」とこだわり、握り続けるならば、神様が私たちのために用意しておられる、より大きなことを見失うことになるでしょう。
手放すことが難しい時、それがなぜかを考えてみたいと思います。何かにしがみつくなら、また、いつまでも過去の成功や賞賛を握り続けるならば、それは私たちにとって偶像となり得ます。
私たちに与えられているものは全て神様から賜ったものです。そうであるなら、主が手放しなさいと言われた時に「はい。」と喜んで主にお返ししていきましょう。
プライドやこだわりを持ち続けながら主に従うことは出来ません。
イエス様は神の在り方を捨てられました。
「キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。」(ピリピ2章6-8節)
神であるお方が、神という地位を捨てて、私たちのところに来てくださり、仕える者の姿をとられたのです。そうであるならば、私たちも取るに足らない小さな権利や主張、つまらないプライドは捨てて、へりくだり、神に従う道を選び取ろうではありませんか。
主から任されたことを最後まで忠実に行い、全ての栄光を主にお返しするならば、主はこのように言ってくださるでしょう。
「よくやった。良い、忠実なしもべだ。」
この一言で私たちの涙は拭われます。全ての涙、葛藤、痛みは消え去ります。この一言をいただくことができる人は、なんと幸いな者でしょうか。
やがて、主の御前に立つ時に、主からそのようなお言葉をいただきたいです。他のことは、何も重要ではありません。
「よくやった。」この一言で全ては報われます。
2020年があと数時間で終わろうとしています。新しい年を迎える前に、主から任されているものに対して忠実であっただろうか、今年一年を振り返り、吟味する時を持ちましょう。
一年の終わりに、「よくやった。」と主からのお言葉をいただくことができますように。
主は、ほんの小さな事にも忠実だったしもべに、十の町、あるいは五の町を支配する者になりなさい。と新しいことを任せられました。2021年、主は私たちに何を任せてくださるでしょうか。
「まさしく、聖書に書いてあるとおりです。『目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである。』」(第一コリント2章9節)
2020年の全ての栄光を主にお捧げし、新しい一年を感謝と賛美をもって迎えましょう。
そして、体験したことのない時代に踏み出す勇気と力を、主に祈り求めていきましょう。
2021年も宜しくお願い致します。
主にある愛と感謝を込めて
編集・配信担当
富田久笑
シャロームデボーションガイドチーム一同
阿波根佳奈、石川ありさ、岩瀬旭、岩瀬愛実、大久保摩奈、小林愛、鷺谷義和、島田恵嗣郎、富田俊介、富田満、富田慎悟、富田久笑、中島誠、中島織江、野崎巧聖、野崎優子、深津晃久、真島誠、真島愛子(五十音順)
*2021年1月より、毎週日曜日の配信はお休みさせていただきます。
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