■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの黙示録20章12節
★また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行ないに応じてさばかれた。
■O:今日のコラム
来るべき日に私たちは主の御座の前に立ちます。その時に主から正しいさばきが宣告され、全ての報いが与えられます。主の御座の前で数々の書物が開かれますが、どのような書物があるのか注目して見てみましょう。
(1)いのちの書
主の御座の前に立つ時、私たちにとって最も大切な書物が「いのちの書」です。この書に名が記される為には、私たちの才能も功績も努力も名声も善行も苦行も何も役に立たず、ただ主イエス・キリストの十字架の贖いの恵みを受けることだけが、いのちの書に名が記される条件です。私の名が天のいのちの書に記されている確信があるでしょうか。もしなければ今日、イエス・キリストを自分の救い主として告白し、永遠のいのちの恵みを受け取りましょう。またその確信を持っていたとしても毎日イエス様を自分の救い主として告白し、救いの確信に立って歩んで参りましょう。
(2)おこないの書
私たちのこの地上での歩みの全てが天の書物に書き記されて行きます。聖書はこれを記憶の書とも呼んでいます。
「そのとき、主を恐れる者たちが、互いに語り合った。主は耳を傾けて、これを聞かれた。主を恐れ、主の御名を尊ぶ者たちのために、主の前で、記憶の書がしるされた。」(マラキ書3:16)
私たちの罪のおこないも、主にある良いおこないも全てが天の書物に書き記され、その報いを受けることとなります。
「ある人たちの罪は、それがさばきを受ける前から、だれの目にも明らかですが、ある人たちの罪は、あとで明らかになります。同じように、良い行ないは、だれの目にも明らかですが、そうでないばあいでも、いつまでも隠れたままでいることはありません。」(第一テモテ5:24〜25)
しかし、感謝すべきことは主イエスの十字架の血潮は私たちの全ての罪を洗いきよめて、天のおこないの書から私たちの不義の記録を白く塗り消してくださいます。
「いろいろな定めのために私たちに不利な、いや、私たちを責め立てている債務証書を無効にされたからです。神はこの証書を取りのけ、十字架に釘づけにされました。」(コロサイ2:14)
日々自分の罪を告白して主の赦しを受け、また主イエスの十字架の血潮を宣言して、その血による洗いときよめを得て、しみも傷も無い者として主の御前に立つことが出来るように整えられ続けましょう。
(3)記憶の書
私たちの人生はどんな偉業を達成したか。が重要ではなく、主のご計画をおこなったかが天の御座の前で問われます。私たち一人一人にはこの世に生まれる前から主によって定められた計画があります。
「あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物にすべてが、書きしるされました。私のために作られた日々が、しかも、その一日もないうちに。」(詩篇139:16)
ここにある「書きしるされた」という言葉は「あらかじめ定められ、書き記された」という意味があります。私たちがこの地に生まれる前から主は私たちに対する計画を定めておられたのです。私たちを創造された主と共に、また主に従い生きる時、わたしたちもルツのように、はからずも主の創造の目的と計画の真ん中を歩んで行くようになるのです。
■A:考えてみよう
日々、主イエスの血潮によって洗われ、聖霊様の助けを受けて主の道を一歩一歩進み、主の御座の前に立つ時に、多くの義の実を結んだ者として出られるように、整えられて行く事を求めて祈りましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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