■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの黙示録4章6,7節

★御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。御座の中央と御座の回りに、前もうしろも目で満ちた四つの生き物がいた。第一の生き物は、獅子のようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空飛ぶ鷲のようであった。

■O:今日のコラム
「”聖書が示す礼拝”とは何か」を知るためには、黙示録4章と5章を読むことはとても大切なことである、と牧師先生のメッセージを聞いて学びました。なぜなら「天の礼拝」の姿が黙示録4章と5章には描かれているからです。

「御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。」(マタイ6:10)

イエス様が弟子たちに教えられた祈りの中に「みこころが天で行われるように地でも行われますように。」という祈りがあります。天で捧げられている礼拝が、聖書が示す礼拝が、この地においても捧げられるように、私たちは今日も、飢え渇きと願いをもって求めたいと思います。

この黙示録4章と5章に繰り返し出てくる言葉は「御座」です。4章では12回、5章では5回出てきます。そのため礼拝の重要なテーマは「御座」であることを知ることができます。

この御座の前・中央・周りにあるものが、今日の箇所に出てくる「水晶に似たガラスの海」と「前もうしろも目で満ちた四つの生き物」です。

天にある水(真理・御言葉)が主の御座の前にありました。そして、四福音書を啓示する生き物が、御座の周りを取り囲んでいました。

「獅子」は、王としてのイエス様を表す「マタイの福音書」を啓示しています。
「雄牛」は、しもべとしてのイエス様を表す「マルコの福音書」を啓示しています。
「人間」は、人の子としてのイエス様を表す「ルカの福音書」を啓示しています。
「鷲」は、神の子としてのイエス様を表す「ヨハネの福音書」を啓示しています。

つまり「聖書が示す(天の)礼拝」とは「御座が設けられる礼拝」であり、それは「真理の御言葉が満ち溢れている礼拝」なのです。イエス様の心臓である四福音書を朗読する時、天にある水(真理の御言葉)が私たちの中に満ちる時、私たちのうちに「主の御座」が設けられます。

今日も御言葉を朗読する歩みを通して、イエス様の言葉を聞き、私たちの内側が御言葉で満たされ続けますように。そして、私たちの真ん中に、教会の真ん中に、すべてを治め、すべての礼拝と栄光を受けられる主が座される「御座」が設けられますように。

■A:考えてみよう
下記の御言葉を朗読し、黙想しましょう。御言葉に基づいた信仰が、今日一日、私たちの心と思いを満たしますように。

「しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。』」(ルカ10:42)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 こばあい 】

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