■S:今日の聖書の言葉
詩篇86篇11節

★主よ。あなたの道を私に教えてください。私はあなたの真理のうちを歩みます。私の心を一つにしてください。御名を恐れるように。

■O:今日のコラム
主は私たちに道を教えてくださいます。それは御言葉なるイエス様ご自身(道である方)を知ることであり、御霊なる主が語られること(これが道だ。これに歩めと)です。これは啓示の御言葉、レーマなのです。真理の御言葉と真理の御霊なる方がともに働かれてこそ真理が示されるのです。

そしてこの真理の内に歩む時、私たちの心は主と一つにされていきます。キリストの似姿に成長する神のみわざがなされるためには真理の内を歩むことが重要です。今日の通読箇所であるヨハネ福音書を見てもそのことが書かれています。

「そこでイエスは、その信じたユダヤ人たちに言われた。『もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。』」(ヨハネ8:31~32)

真理の内に歩むことは私たちに解放、癒し、成長を与え、真理であるキリストを知る恵みを与え、キリストの似姿に造り変えるのです。

ヨハネ9章で目に泥を塗ってシロアムの池で洗った盲人の話が出てきますが、彼が癒やされたのはイエス様に命じられたときではなく、目に泥を塗られた時でもなく、主に聞き従ってシロアムの池で洗った時でした。その時に解放、癒しが解き放たれ、自由が与えられたのです。彼はその時に真理であるイエス様を救い主として体験的に知ったのです。

聞き従う歩みには回復があり、回復した人を通して神の栄光は現されるのです。

「イエスはまた彼らに語って言われた。『わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。』」(ヨハネ8:12)

私たちが現す神の栄光は、私たちの立派さではなく、神ご自身のいのちの光そのものなのです。

■A:考えてみよう
御言葉を朗読し、御霊によって祈る中で、私たちは真理を啓示されていきます。そして主から語られたことの中に歩むことで、さらに深く神を知ることができます。

その中でさらに深く真理を知ることができることを信じましょう。主と心を一つにされていくことを期待しましょう。そうしてますます私たちは、御名を恐れる者、御父をお喜ばせする霊とまことによる礼拝者となっていけることを信じましょう。

■P:祈り
主よ。日毎の糧をお与えください。真理の御言葉、真理の御霊をお与えください。求め続けます。探し続けます。叩き続けます。右にも左にもそれることなく、真理の内を歩むことができるように導いてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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