■S:今日の聖書の言葉

ピリピ人への手紙1章9節-11節 (伝道者の書1章)

★ 私は祈っています。あなたがたの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになり、あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように。またあなたがたが、キリストの日には純真で非難されるところがなく、イエス・キリストによって与えられる義の実に満たされている者となり、神の御栄えと誉れが現されますように。

■O:今日のコラム

これは、使徒パウロが、彼が愛した、ピリピにある教会のために祈った祈りです。

「あなたがたの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになり」「 真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように」

愛するという言葉は一つですが、何が愛か、というところで、一人一人の理解は様々で、その違いが、愛の表現にも表れて来ます。神様への愛も、互いに対する愛もそうだと思います。

ですから、この祈りが重要だと思うのです。「私たちの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになり」「 真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように」

新宿シャローム教会では、教会をあげて、24時間365日、祈りの手を下ろさない、賛美と礼拝、祈りを捧げ続ける。祭壇の火を絶やさない、ということをチャレンジして来ています。断食や徹夜の祈りをすることもあります。それは、宗教的に、どれだけ長い時間祈れるか、とか、どれだけ我慢出来るか、とかそういうことではありません。

私たちが真心から主を礼拝し、愛し、時間やエネルギーや優先順位、いろんなものをやりくりして、神様御自身を求め、主御自身を待ち望むとき、主がその信仰に応えて、豊かな御臨在や悟りを与えてくださいます。その主との親しい、近しい交わり、主からの語りかけが嬉しくて、また祈る。また求める。また主を賛美します。

でも、ここには、さらに恵みと祝福があります。その御臨在、その啓示の下に、時間を過ごすとき、少しずつ、霊の目が開かれ、霊的に敏感になり、神様の導き、促し、何が神様に喜ばれることなのかが、わかっていきます。

私は大学生の時アメリカで救われましたが、その時、多くのクリスチャンが祈ったり、愛を表したりしてくれました。寮の私の部屋を訪問して話しを聞いてくれた人もいれば、車で教会まで送迎してくれた人、食事に招いてくれた人、優しくしてくれた人、それぞれから愛を感じ、それぞれに感謝しています。全員が必要だったと思います。

でも、この人がいなかったら本当に困った、と思う人は、聖霊の力強い油注ぎによって、私に福音を伝え、信仰を与え、私を悔い改めるべき祈りに導き、神様と出会えるところに導いてくれた人です。多くの人の愛と親切によって私の心は開かれていましたが、霊的な権威をもって、私をキリストに導いてくれる人がいなければ、私は今ごろどうなっていたかわかりません。

ですから、パウロと一緒に祈りましょう。
「 私たちの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになり」「 真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように」

■A:考えてみよう

私は心を尽くして、思いを尽くして、力を尽くして、主なる神様を愛しているだろうか。自分と同じように、また主が私を愛してくださったように、隣人を愛しているだろうか。

■P: 祈り

私たちが、口先ではなく、言葉通りに、主よ、あなたを愛し、あなたが愛してくださったように互いに愛し合い、自分にしてほしいように、隣人を愛することができますように。真の知識と、識別力が与えられ、真に優れたものを見分けることができるようになりますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【ともこ】

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