■S:今日の聖書の言葉

エステル記5章1a節 (同6章)

★ さて、三日目にエステルは王妃の衣装を着て、王室の正面にある王宮の内庭に立った。

■O:今日のコラム

エステルとユダヤ人たちは三日三晩断食をしました。その断食の中で、エステルは自分の民を憐れんでくださるように、また、王の前に出る勇気を与えてくださいとも祈ったのではないでしょうか?

そして、この断食で彼女は覚悟をして、実際に一歩を踏み出しました。それは、王の前に立つという、すごくシンプルなことですが、彼女にとっては生きるか死ぬかの行動でした。なので恐れはあったと思いますが、その恐れに勝るなにかを、断食の間に見出したのかもしれません。そして、彼女が信仰によって踏み出した結果、主ご自身がすべての道を開いていきました。

箴言21章1節に、このようなことばがあります。「王の心は主の手の中にあって、水の流れのようだ。みこころのままに向きを変えられる。」

その通りに王の心を動かし、エステルを迎え入れ(5章2節)、王の心を動かし、夜眠れない時に記録書を読ませた(6章1節)、それは、すべて主が成してくださったことであり、エステルの力ではありません。

けど、このように神様が働いてくださったのは、どうしてでしょう?
それは、エステルが祈りで備え、そして、信仰の一歩を踏み出し行動を起こしたからではないでしょうか?

このことは、神様のみこころにかなったので、みこころのままに、神様は王の心を動かされたと私は思います。

■A:考えてみよう

皆さんも、今、いろんなことについて祈っていることがあると思いますが、祈りだけで終わっていることはないでしょうか?
何か一歩、聖霊様と共に踏み出すことはありませんか?

エステルも断食後、王の前に出ないという選択もあったと思いますが、彼女は踏み出しました。それは小さな信仰の一歩、または大きな一歩かもしれませんが、それを踏み出す時、主ご自身が扉を開き働いてくださると私は信じてます。

なので、今日、どのように踏み出すべきかを聖霊様に聞き、祈りで備えたら、踏み出していきましょう!
主は必ずあなたと共にいます!!

■P:祈り

聖霊様、今日、私が行動すべきことはなんでしょうか。小さな一歩でもちゃんと踏み出したいです。聖霊様、あなたにあって一歩を踏み出します!

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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