■S:今日の聖書の言葉
詩篇77篇11節
★私は、主のみわざを思い起こそう。まことに、昔からのあなたの奇しいわざを思い起こそう。
■O:今日のコラム
今日の聖書箇所である詩篇77篇は苦しみの中で歌われている詩篇です。作者であるアサフは苦しみの中で主を見失い、主への叫び、うめきに対する主の答えを見ることができずにいます。
1節から9節までを読むと、主からの応答がないことへの戸惑い、動揺、失望を見ることができます。しかし、10節で転換点がやってきます。
「そのとき私は言った。『私の弱いのはいと高き方の右の手が変わったことによる。』」(詩篇77:10)
多くの聖書では「主の右の手は変わってしまった」というように訳されていますが、NKJVなど英語のいくつかの訳ではこのように訳されています。
「私は弱められた。しかし、いと高き方の右の手の年々を思い起こそう。」
続く節でアサフが思い起こした主の奇しいわざとは、出エジプトのみわざでした。主の右の手とはイエス様をあらわす言葉であり、出エジプトは贖いをあらわすものです。
私たちが苦しみの中で主に叫び、主を尋ね求めても、なお主を見出すことができず、主からの答えを受け取ることができない失望・落胆のときに、私たちがするべきことは十字架の贖いを思い起こすことです。
苦しみの中にあるとき、答えを見出せないとき、イエス様を見失ってしまったとき、アサフが口に出して言ったように、私たちも口に出して言いましょう。
「私は弱められたが、イエス様の十字架の贖いのわざを思い起こそう。」
そしてイエス様が私のためにしてくださった全てのことを思い巡らしながら、静まって主を思い起こし、待ち望みましょう。
■A:考えてみよう
主はこれまでの人生で、私に対して真実なお方だったでしょうか。
主は私のために何をくださったでしょうか。何をしてくださったでしょうか。
■P:祈り
イエス様、あなたは変わることなく真実なお方でした。あなたは私を得るためには、ご自分の命を捧げることさえいとわれませんでした。
今あなたの十字架のもとへ行き、十字架にかかられた神の御子、私たちのための小羊であるイエス様を見上げます。私たちがあなたを見失い、迷ってしまうことがないように助けてください。もう一度あなたと出会わさせてください。
あなたを見出すことを諦めません。あなたがご自分を明らかにされるときまで、あなたを待ち望みます。私と出会ってください。
愛する神の御子、花婿なる小羊、イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。
【 けいしろう 】
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けいしろう様
主の御名を賛美します。
最も苦しいとき、その時だけイエス様と二人の足跡が、一人の足跡に変わっていました。
「どうしてあなたは最も苦しいときに私を見捨てたのですか?」
とイエス様に問いかけると、
「あなたが最も苦しいとき、私はあなたを背負って歩いていたんだよ。」
とイエス様は優しく答えられたというお話しを聞いたことがあります。
イエス様は永遠の御腕となって、苦しくつらいときも下から支えてくださっておられると信じます。
全ての罪を背負ってくださったイエス様の十字架を見上げて、時が良くても悪くても、イエス様に信頼して歩む者でありたいと思います。
本日のメッセージを感謝します。