■S:今日の聖書の言葉
テモテへの手紙第二1章6節

★それですから、私はあなたに注意したいのです。私の按手をもってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。

■O:今日のコラム
今日、私たちのうちに与えられた神の賜物が、再び燃え立たされますように!

賜物とは、「神の働きを他の人々と分かち合うことができるようにする神の力」であり、「神の民のための神の計画を実行するために教会に仕えることを可能にする御霊の力」です。

賜物は私たちが目立つためでも、私たちが成功するためでもなく、私たちの計画や目的を実現するためのものでもなく、神様の御心を行うためのものです。

そのため、神の賜物を再び燃え立たせるということは、私たちのうちに神の御心を行うことを求める心が回復すること、神の計画が成されることだけを求める心がさらに強くされることも意味します。

賜物と訳されているギリシャ語のカリスマという言葉は、カリス(恵み)という言葉に接尾辞がついた言葉で、「恵みの賜物」という意味があります。

賜物とは、神様からの恵みなので、神様の恵みに目を留めていなければ、神様にフォーカスをあてていなければ、”賜物”ということに対して、私たちは間違った考え・価値観・目的をもってしまうことがあります。

例えば、人と比べ合ったり、自分の賜物を探すことに必死になったり、自分は賜物がない、足りないと落ち込んだり、賜物のことで傷ついたりするかもしれません。または、 自分の賜物を使うことや自分の賜物が人前で発揮されることに一生懸命になったり、賜物が人々に認められることを求めたり、賜物が十分に発揮されないと落ち込んだり、自分の賜物が使われる機会を持つことに執着してしまうかもしれません。

しかし、それらの思いや考えは、賜物が神の恵みであることを理解していないがゆえ、恵みに目を留められていないがゆえ、また賜物の目的を理解していないがゆえ、神の御心を行うのではなく何かを得るのが目的になってしまっているゆえに持ってしまう間違った思いです。

賜物ということを考えるとき、恵みに目を留めて、自分の功績や行いなど自分に一切関係なしに与えられるものであること、値しない者に与えられる神様からの一方的な恵みであることを理解する必要があります。

そして、自分の賜物を知るには、賜物を燃え立たせるには、自分の人生・働き・思いではなく、神様にフォーカスすること、自分の人生の願いや将来の計画ではなく、神様の御心を行うことだけを願い求めることが大切です。

今日、私たちのうちに与えられた神の賜物が再び燃え立たされるために、今一度、神様の恵みに目を留めることができますように。私たち自身ではなく、神様にフォーカスをあて直すことができますように。そして、私たちの願いや私たちの計画ではなく、神様の御心を行うことを求める心が新たにされていきますように。

■A:考えてみよう
神の賜物が再び燃え立たされることを願い御前に進み行き、以下のことを求め祈りましょう。

・神の御心を行うことを求める。
まず、私たちのうちに、神の御心を行うことだけを求める心が新たに与えられていきますように願い、今日の一日も、これからの人生でも、神の御心を行う者となることができますように祈りましょう。

・恵みに目を留める。
神の賜物ということを真に理解するために、恵みに目を留めましょう。恵みに目を留めるとき、私たちの心には感謝があふれるようになります。そして私たちのうちに感謝の心があるならば、怒り、悲しみ、憎しみ、妬み、落ち込みなどの思いは持てなくなります。

もし、恵みに目を留めることが難しいと感じるならば、神様が私たちにしてくださったこと、イエス様の十字架、その血による贖い、罪の赦しである神の豊かな恵みに目を留めましょう。私たちがしたこと、人がしたことではなく、神様がしてくださったことに目を留めることができますように。

・神にフォーカスをあてる。
賜物ということに関して、自分の働き、自分の将来、自分の計画、自分の願いにフォーカスをあてていなかったかどうか、聖霊様に心を調べていただきましょう。そして、神様の思い、神様の願い、神様の計画にフォーカスをあてることができますように。

そして何より、愛する主イエス・キリストご自身に、絶えず私たちの心・目のフォーカスがあてられ続けますように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ありさ 】

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一つのコメント


  1. しゅんいち より:

    ありさ様
     主の御名を賛美します。
     私が大学生の頃通っていた教会は、神と交わり、神と一致し、神の似姿、御子の生き写しになることを求めて祈るきよめ派の教会でした。
     その後、示された罪の重さと、解放されないジレンマから他のペンテコステ教会をさまよいました。
     20年前に癒やしの賜物のある牧師先生に祈って頂き、悪霊から解放されました。罪の泥沼から引き上げて頂き感謝でした。
     しかし、なお残る罪の性質から解放されず、悩んでおりました。新宿シャローム教会は、世的な成功や祝福ではなく、純粋にイエス様ご自身を求める教会だと思います。
     自分にある乏しい賜物を見て嘆くので無く、神様から頂いた無尽蔵の賜物を見て感謝するものでありたいと願います。
     本日のメッセージを感謝します。
     本日の
     

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