■S:今日の聖書の言葉
イザヤ書64章7b,8節

★あなたは私たちから御顔を隠し、私たちの咎のゆえに、私たちを弱められました。
しかし、主よ。今、あなたは私たちの父です。私たちは粘土で、あなたは私たちの陶器師です。私たちはみな、あなたの手で造られたものです。

■O:今日のコラム
主は私たちを多くの実を結ぶ者として造られました。
どのようにして私たちは豊かな実を結ばせることが出来るのでしょうか。ハンナのストーリーを思い出してみましょう。

ハンナは、子どもがいなかったため、人々から見下されていました。子どもが与えられない苦しみと悲しみ、もう一人の妻ぺニンナの嫌がらせによる苛立ち…。これらはハンナにとって耐えがたいものでした。

ハンナの苦悩は本当に深いものでした。しかし主は、弱さ、苦悩、痛みをも用いられるお方です。この苦悩が、彼女を神の恵みの御座へと駆り立てました。苦悩の中で主に向かう者はなんと幸いな者でしょうか。実は、こうなることが主の計らいであったと信じます。

私たちの深い悲しみ、痛み、苦悩、暗い状況は、主の偉大なみわざの前触れとなります。天地創造において夕があり朝があったように、主は、もっとも暗いところから光へと私たちを移してくださるのです。

私たちは人生の中で、大なり小なり、試練を経験します。試練を通らない人は一人もいないと思います。大事なのは、試練、問題に対してどのように反応するかです。自分の弱さ、足りなさを見続けていつまでも落ち込み続けるでしょうか。あるいは周りや状況のせいにし、不平不満、つぶやき、訴えを言い続けるでしょうか…。
暗闇の出口は一体どこにあるのでしょうか。ハンナの祈りに答えがあります。

「サムエル」という名前は「叫び(尋ね)求めた」という意味があります。これはまさにハンナが苦悩の中で主に対して成したことでした。彼女は、主の前に出て、子どもが与えられるよう、主に叫び求め、尋ね求めたのです。そしてその祈りは聞かれ、ハンナは子をみごもります。

私たちも、今の状況から抜け出したいと願っているならば、痛み、苦しみの中で主の前に出て、叫び求めましょう。暗闇のトンネルの中で出口を探しているならば、今こそ、主ご自身を尋ね求める時です!

自分自身の傷を見つめても、過去を悔やんでも、人を責めても、状況は変わりません。私たちもハンナのように、痛みのゆえに主の前に行こうではありませんか!涙をもって主の前に心を注ぎ出そうではありませんか!私たちの苦悩が、主を愛する理由、主を礼拝する原動力となリますように!

主は、イスラエルの暗黒時代を終わらせるために、名もないひとりの女性ハンナを用いられました。この出来事は、ひとりの女性の苦悩から始まったことを今日、共に覚えましょう。

痛みと砕かれた心をもって主の前に出、「主よ。私の人生から不妊の恥を取り除いてください。御国のために多くの実を結ぶ者として造り変えてください。」と叫び求めようではありませんか。

そして、今日のイザヤ書のみことばを私たちの真実な祈り、告白としていきましょう。

「あなたは私たちから御顔を隠し、私たちの咎のゆえに、私たちを弱められました。
しかし、主よ。今、あなたは私たちの父です。私たちは粘土で、あなたは私たちの陶器師です。私たちはみな、あなたの手で造られたものです。」

この朝、弱さのゆえに主の前に進み行き、主の真実さをほめたたえてまいりましょう。

■A:考えてみよう
痛み、苦悩を抱えているでしょうか。
弱さのゆえに主の御前に出て、主に叫び求めましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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