■S:今日の聖書の言葉
コロサイ人への手紙2章18~19節

★あなたがたは、ことさらに自己卑下をしようとしたり、御使い礼拝をしようとする者に、ほうびをだまし取られてはなりません。彼らは幻を見たことに安住して、肉の思いによっていたずらに誇り、
かしらに堅く結びつくことをしません。このかしらがもとになり、からだ全体は、関節と筋によって養われ、結び合わされて、神によって成長させられるのです。

■O:今日のコラム
ここでパウロはグノーシス主義の者たちの教えに警戒を呼びかけています。この時に彼らが幻を見たことを誇っていたことが語られています。しかし、この幻自体が悪いとは記しませんでした。彼らが幻を見たことで高ぶって主にフォーカスすることを捨ててしまったことが叱責された点でした。

パウロはこのことにおいて過去に取り扱いを受けていました。パウロは、おそらくルステラで石打ちにあった時に第三の天に登り、そこで偉大な啓司、幻を受け取りました。

しかし主はパウロを愛していたので、彼が高ぶらないように一つのとげを与えられました。それは見た目にも病んでいることが分かるような目の病気であったと私は信じています。石打ちが原因だったかもしれません。

彼は素晴らしいものと一緒に弱さを受け取りました。それは彼がへりくだって神の恵みにより頼む者として歩み続けるためでした。

私たちも素晴らしいものと一緒に弱さを受け取ることが良くあります。社長になったら素晴らしいことですが、社長ゆえの悩みや問題が日々やってくることになります。首相になったらそれは素晴らしいことですが、首相ゆえの問題や困難があるでしょう。より高い立場が与えられることは素晴らしいことですが、今までにない権力を得れば、今まで感じなかった誘惑を感じることもあるでしょう。

私たちは信仰において成長すれば、成長するほど主にある王権を与えられていきます。しかし同時に自分の弱さをしっかり認識し、ますます身を低くし主により頼む生き方が必要になってきます。

人は信仰に入った当初よりも断然、成長を経た後の方がイエス様を必要とするようになるのです。それは私たちにとって健全なことです。

■A:考えてみよう
私たちにはイエス様が必要です。毎日、イエス様の十字架の前に出て行きましょう。

イエス様に語り、御言葉を朗読し、イエス様から、御霊から語られ、主との交わりの時間を持ちましょう。

そしてイエス様ととも自分に与えられた御言葉を担って歩みましょう。従うがゆえの困難もイエス様とともに乗り越えましょう。そうして得るものはイエス様そのものです。今までより深くて強いイエス様との信頼関係です。

■P:祈り
主よ。私にはあなたが必要です。あなたが私を命がけで愛してくださっていることが私の存在理由です。あなたの愛を悟らせてください。そしてあなたを愛して生きてゆきます。あなたの恵みにより頼みます。あなたの助けとご好意にあずからせてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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