■S:今日の聖書の言葉
ピリピ人への手紙1章21節

★私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です。

同29節

★あなたがたは、キリストのために、キリストを信じる信仰だけでなく、キリストのための苦しみをも賜わったのです。

■O:今日のコラム
どんな小さな種でもその中に完全なDNAが含まれており、それが良い地に蒔かれるなら自然に根を張り、芽を出し、花を咲かせて実を結びます。しかし、最近は遺伝子操作された種が使われることが多くあり、遺伝子操作された種が蒔かれた畑では他の種が実を結ぶことが出来なくなってしまうそうです。

イエス様は福音書の中で私たちの内なる人は土地であり、種はみことばであると言われています。そのみことばの種が、主のことばを愛し、受け入れる心を持った良い地に蒔かれるなら三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶようになるのです。純粋なみことばを受け入れるなら私たちは確実に霊的成長を遂げて行きます。

「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。」(第一ペテロの手紙2章2節)

しかし、残念ながら遺伝子操作された種が蒔かれるならその畑で本当の良い種が実を結ぶことが出来なくなるのと同じ様に、私たちが人の教えや知性、神学や教理によって歪められたみことばを受け入れてしまうなら、それから後どんなみことばの真理も啓示も教えも受け入れることが出来なくなり、本当に良いみことばの種が実を結べなくなってしまいます。

パウロが持っていた信仰は「生きることはキリスト、死ぬこともまた益です。」と言うように人生かけてイエス様に従う信仰であり、またパウロが信じていた福音は「キリストのために、キリストを信じる信仰だけでなく、キリストのための苦しみをも賜わったのです。」と彼が述べている様に、祝福や繁栄や成功などの華やかな良い部分だけでなく、キリストにある苦しみをも賜る福音でした。

今一度私たちは聖書が教えている信仰のあり方をみことばから見出しましょう。また聖書に記されている純粋な福音をみことばから教えられましょう。その為に毎日、ただ地道に継続的にみことばの朗読を続けてまいりましょう。

■A:考えてみよう
今日もそれぞれの生活の歩みの中でみことばの朗読をしましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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