■S:今日の聖書の言葉
イザヤ書48章17~19節

★あなたを贖う主、イスラエルの聖なる方はこう仰せられる。「わたしは、あなたの神、主である。わたしは、あなたに益になることを教え、あなたの歩むべき道にあなたを導く。
あなたがわたしの命令に耳を傾けさえすれば、あなたのしあわせは川のように、あなたの正義は海の波のようになるであろうに。
あなたの子孫は砂のように、あなたの身から出る者は、真砂のようになるであろうに。その名はわたしの前から断たれることも、滅ぼされることもないであろうに。」

■O:今日のコラム
9/27(日)18時〜9/28(月)18時まではヨム・キプールです。(日本時間:月曜0時~火曜0時)
ヨムとは「日」で、キプールとは「拭い去る」という意味です。ヨム・キプールは「大贖罪日」と訳されます。私たちの罪を拭い去る日なのです。

年に一度大祭司がいけにえの血を携えて至聖所に入り、神の民のとりなしをする日なのですが、この血はやがて来る物の影なので、完全に神の民の罪を拭い去ることができず、毎年この儀式をすることが求められます。

しかしその実態である大祭司なるイエス・キリストが死と葬りと復活を経て、自らの血を携えてまことの聖所に入られ、とりなされたことのゆえに私たちの罪が拭い去られた事を感謝いたします。

この贖いにあずかっている者として私たちが生きることでますます私たちは本来の幸いを回復されていくことを信じます。私たちにとってこの贖いのわざは毎日覚えるべき恵みのわざです。

■A:考えてみよう
悔い改めの霊が注がれるために、3つの事をお勧めいたします。

1、毎日、血潮の十二の宣言を宣言する
毎日することは宗教的に思えるかもしれませんが、この宣言がまだ自分の信仰になっていないことが往々にしてあります。ある宣言に関しては部分的にしか受け止めていなかったり、浅く受け止めていたりするものです。

毎日宣言することによって、この宣言が自分の信仰と結びついていきます。より深い啓示が解き放たれることも起こります。キリストの血があらゆる領域を覆ってくださって、私たちを新しく造り変えるみわざが解き放たれ始めます。

2、主の贖いのゆえに、自分の全てが神の所有であることを告白する。
贖いとは奴隷が買い取られることです。私たちはキリストの血によって買い取られたのです。自分の時間、プラン、能力、経済、役職や立場、評価、家族や友人との関係、自分の命も神の物であることを告白しましょう。

それは行き過ぎた熱心さではなく事実なのです。そして自分の握っているものを手放して委ねる時に解放がやってくるのです。案外私たちが苦しむことの多くは自分が握るべきでない物を握り込んでしまい、委ねることができないことに由来することが多くあります。

そして神のものであることを認めるとき、自分のものでは無いにも関わらず、今現在はこんなにたくさんのものを私に預けてくださっている主に対して感謝と喜びが湧き上がるのです。私たちの人生に感謝と喜びが消えていく一つの原因には「これはあって当たり前」「これは当然自分が好きにして良い物」という偽りがあります。違います。私もあなたも、主のものです。

3、主の仰せに聞き従う
命令に耳を傾けることは、従うためにです。私たちが神の物であるなら本来は聞き従うことが喜びなのです。

「神から出た者は、神のことばに聞き従います。ですから、あなたがたが聞き従わないのは、あなたがたが神から出た者でないからです。」(ヨハネ8:47)

私たちが神に聞き従いたくない、という心を感じるならそれはまだある部分が偽りの束縛の中にあるということです。今まで培ってきたこの世の常識、神に逆らう物の考え方や見方がまとわりついているのです。

その束縛から解放され聞き従う歩みに進むなら、私たちの幸せは川のように流れるようになるのだと今日の聖句で語られています。

聞き従う中でその束縛はハッキリと認識され、隠されているものがあらわにされていきます。その度に、また私たちはイエス様の十字架により頼み、その血によってそれらをイエス様に委ねて生きるのです。この「2」と「3」は自分を捨て、自分の十字架を負って生きることです。

また異言で祈り、御霊に満たされて生きることを習慣としていきましょう。サムソンが縛られていた時も御霊の力によって麻糸が燃えるように、その束縛は解けていきました。御言葉と御霊に満たされて歩みましょう。

■P:祈り
イザヤ48:17~19を宣言しましょう。そしてこの御言葉の通りに私が贖われた者の幸いを受け取ることができますように。新しく悔い改めの恵みを受け取ることを願います。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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