■S:今日の聖書の言葉
イザヤ書46章10節

★わたしは、終わりの事を初めから告げ、まだなされていない事を昔から告げ、『わたしのはかりごとは成就し、わたしの望む事をすべて成し遂げる』と言う。

■O:今日のコラム
主は終わりのことやまだなされていない主の計画を初めから、また昔から告げていると、今日の箇所では言っています。

今、私たちは主の計画を、主のはかりごとを本当に行っているでしょうか?またそれを悟ることに真剣に向き合っているでしょうか?主はそのような者を探し求めておられます。

「主は天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。」(詩篇14:2)

ベタニアのマリアは主の御言葉に耳を傾けて、主の計画を悟り、香油をイエス様に注ぎました。人々からは「何と無駄なことをした!」と思われましたが、主はこのことを福音とともに世界中で語られることだと称賛しました。

私たちの視点と主の視点は違うのです。そして、私たちの計画やはかりごとではなく主の計画だけが成し遂げられるのです。

「主は国々のはかりごとを無効にし、国々の民の計画をむなしくされる。主のはかりごとはとこしえに立ち、御心の計画は代々に至る。」(詩篇33:10~11)

主の計画を悟ることで、私たちはマリアのように、主が望む時に主に喜ばれることを行うことができるのです。
では、どのようにして主の計画を悟ることができるのでしょうか?

「そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、」(ルカ24:45)

私たちは主にあって心が開かれる必要があります。心の目がはっきり見えるようになり、主にある望みがどのようなものであるかを知ることをパウロも日々切に祈っていました。(エペソ1:17-19参照)

もし自分勝手な考え方や計画を抱き、自分のタイミングで進むならば、主はそれをむなしいものとし、それを評価されません。マリアのように主の時に主に喜ばれることを成し遂げることこそが主に評価されます。

今日も主の前に出て立ち止まり、主の語りかけに耳を傾けていきたいと思います。もう何回も聞いたからとか、もうこの御言葉はこういう意味だという自分の握っているものを今一度脇におき、新しい心をもって今日も聖霊様によって主の計画を悟ることを求めていきたいと願います。

「人がもし、何かを知っていると思ったら、その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいないのです。」(1コリント8:2)

■A:考えてみよう
私たちは主の計画を、主のはかりごとを本当に悟っているのでしょうか?表面上の理解や自分の考えがはいっていないだろうか?またそれを悟ることに真剣に向き合っているでしょうか?

立ち止まって考え、主のみことばに向かう新しい心と思いが与えられ、主の計画を悟り、主のみことばに進んでいくことができますように!

「どうか、私たちの主イエス・キリストと、私たちの父なる神、すなわち、私たちを愛し、恵みによって永遠の慰めとすばらしい望みとを与えてくださった方ご自身が、あらゆる良いわざとことばとに進むよう、あなたがたの心を慰め、強めてくださいますように。」(2テサロニケ2:16~17)

■P:祈り
主よ。今日もあなたの御言葉が与えられていることを心から感謝いたします。これは当たり前のことではなく、本当に主の恵みです。
主が心を探り、私たちの計画やはかりごとを明らかにしてくださいますように。そしてそれらを一度脇に置き、今日新しく、主の計画、主の心を追い求める飢え渇きが与えられますように。
過去や今の状態にとどまるのではなく、霊でありいのちであるイエス様のことばを追い求め続ける心を与えてください。
自分の頑張りではなく、主がその信仰を始めてくださり、完成してくださる方であることをを感謝します。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン!

【 まこと 】

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