■S:今日の聖書の言葉
ガラテヤ人への手紙4章22~23節
★そこには、アブラハムにふたりの子があって、ひとりは女奴隷から、ひとりは自由の女から生まれた、と書かれています。
女奴隷の子は肉によって生まれ、自由の女の子は約束によって生まれたのです。
同30節
★しかし、聖書は何と言っていますか。「奴隷の女とその子どもを追い出せ。奴隷の女の子どもは決して自由の女の子どもとともに相続人になってはならない。」
■O:今日のコラム
ここには肉の方法によって生み出されたイシュマエルと約束によって生み出されたイサクの対比が描かれています。
アブラハムはずっと相続を受け取る者を得ることを念願としていました。そこで手っ取り早く、またこの時代ではこのような場合に通常取る方法である、女奴隷によって子供を生み出すという方法を選びました。
しかしこうして生み出されたイシュマエルは相続人になってはならない、と神から語られるのです。
一方、あなたにサラによって子供が生まれる、という約束の御言葉によってイサクが生まれました。そしてこのイサクは相続人となったのです。
私たちは御国の相続人とされています。そしてどれだけ相続するのか?は自分には、どれだけ神の約束に信頼して生み出したものがあるか?なのです。
私たちは、いかにも御国の相続人という見た目や雰囲気を人間的な方法で作り出すこともある程度可能でしょう。そしてそれは手取り早いのです。しかしそれでは神が相続にあずかる事をお認めにならないのです。
私たちの相続は、人それぞれです。それはどれだけ御心にかなった歩みをしてきたか?によります。私たちは皆、永遠のいのちにあずかっていますが、このいのちは豊かに得る者とそうでない者がありますが、それと似ています。
「盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。」(ヨハネ10:10)
私たちの地上での一生は限りがあります。私たちは永遠に残るもののために生きるべきです。神の約束に信頼して約束によって生み出されるものを、主とともに実らせていきましょう。
■A:考えてみよう
あなたに与えられている約束は何でしょうか?それを握っていますか?それを口ずさんで自分の信仰に結びつけましょう!それは約束の相続にあずかるために重要な事です。
■P:祈り
「ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。」(ルカ7:7)
この御言葉にもある通り、あなたがお語りくださる御言葉は必ず成就しますから感謝いたします。あなたが与えてくださった約束の通りに私は癒され、解放され、回復していくから感謝いたします。
語られた御言葉の成就をあなたと共に味わう事を願い求めます。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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