■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書19章46節

★こう言われた。「『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』と書いてある。それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にした。」

■O:今日のコラム
2019年にアテフ師が来日した時、「キリストの花嫁」についての教えをして下さいました。その中で聖書を通して神の計画はイスラエルから教会に移行し、今度は教会から「キリストの花嫁なる群」へと移行し、ユダヤ人であろうと異邦人であろうと、主イエスを求め、主イエスの訪れの時を待ち望む者に神のご計画が移って行くことが語られました。

聖書の歴史を通じてユダヤ人たちの中にはいつも「エルサレムは崩壊しない」というプライドがありました。しかし、バビロン捕囚の時もバビロンによってエルサレムは崩壊し、また紀元70年にはローマによってエルサレムは破壊され崩壊して行きました。なぜエルサレムは崩壊したのでしょうか。その理由について主イエスはこう言われています。

「そしておまえとその中の子どもたちを地にたたきつけ、おまえの中で、一つの石もほかの石の上に積まれたままでは残されない日が、やって来る。それはおまえが、神の訪れの時を知らなかったからだ。」(ルカ19章44節)

その理由は「神の訪れの時を知らなかった。」ということにあります。

この「時」とはギリシャ語で「カイロス」という言葉が用いられています。「カイロス」とは「神の定めの時」を意味する言葉です。当時のユダヤ人指導者たちは自分たちの律法の規定や宗教活動を送るのに忙しく、なんと熱心に主の為の働きをしながら、主ご自身を見逃してしまったのです。そして、これは私たちに対する大切な教訓であり、私たちも沢山の教会活動やミニストリーや集会を行い、熱心に主の働きをしながら、イエス様ご自身を見逃してしまうということがありうるのです。

そこで主の訪れの時を悟る為に、イエス様がこの直後にエルサレムの神殿で、公生涯の中でどの場面でも見たことがない程の憤りと強い願いをもって宣言された言葉を心に覚える必要があります。イエス様は神の神殿で自分の利益を追求する者たちを追い出し、こう叫ばれました。

「『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』と書いてある。それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にした。」

この御言葉はイザヤ書56章から引用された言葉ですが、福音書の中にはそれぞれに微妙に違った表現で記されています。もっとも強い言葉で記されているのがこのルカの福音書です。ここには「わたしの家は、祈りの家でなければならない。」とあります。「祈りの家であってもいいし、そうでなくても構わない。」という様な選択肢があるものではなく、主イエスは「祈りの家でなければならない。」と言い切っておられます。

さらに福音書にはそれぞれに書かれた目的の違いがあり、ルカの福音書は異邦人に対して書かれた福音書です。それなのでこれは異邦人教会に対する強いメッセージなのです。私たち主の教会が祈りの家の生活を歩むことを通して目を覚まし、御言葉の約束を覚え、主の訪れの時を見逃すことがありませんように。もう間も無くイエス様は確かにこの地に戻って来られます。

■A:考えてみよう
祈りの家の生活を続けましょう。
毎日10分 異言で祈り 

10分 御言葉の朗読をし
10分 主イエスの血潮を宣言し
祈りと御言葉の生活を続けてまいりましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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