■S:今日の聖書の言葉

エズラ記5章1-2節(同6章)

★ さて、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの、ふたりの預言者は、ユダとエルサレムにいるユダヤ人に、彼らとともにおられるイスラエルの神の名によって預言した。

そこで、シェアルティエルの子ゼルバベルと、エホツァダクの子ヨシュアは立ち上がり、エルサレムにある神の宮を建て始めた。神の預言者たちも彼らといっしょにいて、彼らを助けた。

■O:今日のコラム

エズラ記を通して主の民がバビロンからの帰還と主の宮を再興していく姿を見る事が出来ますが、4章の中で宮の再建に対する激しい抵抗が起こります。敵が脅迫や、訴えをもって、工事に関わる人々の気力を失わせ、また武力をもって、工事を中止にまで追いやりました。
 
人々は宮の工事に対する情熱を失い、何年も経つ内に、いつの間にか自分の家を建てる事や生活に忙しく追われるようになり、宮の再建の事を忘れ去りました。その状況の中で二人の預言者が立ち上がります。一人はハガイです。

ハガイはその現状に対して厳しく主の預言を語り「あなたがたの現状をよく考えよ。自分たちの生活の為に忙しく走りまわっている場合ではなく、まず第一に主の宮を建て直すべきではないか。」と語ります。
 
またもう一人の預言者はゼカリヤです。ゼカリヤは力強さと励ましを持って「権力によらず、能力によらず、神の霊によってこの工事は完成する。」という事を伝えます。

この二人の預言者から主の言葉が語られた事によってイスラエルの民は勇気づけられ、立ち上がり、もう一度宮の再建にとりかかる様になります。

特に、この預言を通して民に先立って立ち上がったのが、今日の箇所に書かれている、ゼルバベルとヨシュアです。

ゼルバベルはユダ部族の王家の血を引く総督であり、「王」を意味する人物です。ヨシュアは大祭司でした。

つまり主の宮の再建に預言者、王、祭司が共に立ち上がった時、宮は完成へと導かれて行く事となりました。

私達もこの終わりの時代に主の宮を再建する為に、主からその役割を任せられている者達です。

主の教会に顕著な主の栄光が回復し、主の豊かな臨在が現される力ある教会が建て上げられる事を願う中で、私達は様々な敵からの圧迫、失望、落胆、誘惑、葛藤を味わう事があるものです。

しかし、今日このエズラ記から励ましを受け取りましょう。真の王であり祭司、預言者であられるイエス様の十字架の血潮と贖いによって、私達も王であり祭司、そして預言者とされました。そのアイデンティティーをもって主の御前に立ち上がりましょう。

この終わりの時代、主の宮の栄光は、今までの歴史の中で現された栄光を遥かに超えるものとなります。私達はその主の栄光を現す教会をこの地に建て上げる為に、王であり祭司、聖霊に満たされ御言葉を握る預言者として共に立ち上がりましょう。

■A:考えてみよう

日々、祈りと御言葉を通して、私達は王、祭司、預言者とされている事を共に覚え続けましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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