新宿シャローム教会 Shinjuku Shalom Church

■S:今日の聖書の言葉
テサロニケ人への手紙 第一 1章4節

★神に愛されている兄弟たち。あなたがたが神に選ばれた者であることは私たちが知っています。

6節

★あなたがたも、多くの苦難の中で、聖霊による喜びをもってみことばを受け入れ、私たちと主とにならう者になりました。

10節

★また、神が死者の中からよみがえらせなさった御子、すなわち、やがて来る御怒りから私たちを救い出してくださるイエスが天から来られるのを待ち望むようになったか、それらのことは他の人々が言い広めているのです。

■O:今日のコラム
今日から第一テサロニケに入りますが、この手紙はイエス様の再臨について多く書かれています。それはテサロニケ教会を通して、花婿なるキリストの再臨を待ち望む花嫁としての姿が現されるためです。

そこで1章から「花婿なるキリストの再臨を待ち望む花嫁」いうテーマで、3つのポイントを分かち合います。

(1)花嫁は、愛され、選ばれ、血潮による贖いに喜びを抱きます

私たちがキリストの花嫁となっているのは、花婿に自ら申し込んだからではありません。花婿であるイエス様が、私たちを愛して選んでくださったのです。そして、その選びはイエス様の血潮によって成し遂げられました。それゆえ、私たちがキリストの花嫁として生きていく上で最も重要なことなことの1つは、愛され、選ばれ、血潮によって贖われていることを絶えず心に留めることです。

「すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。神は、みむねとみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。」（エペソ1:4-5）

この真実に目を向けると、いつも喜びが溢れてきます。かつて私たちはサタンの奴隷でした。しかし、イエス様の血潮によってサタンの奴隷から神の所有へと贖われていることを感謝します。私たちが花嫁とされているのはイエス様の選びによることであり、決して誰にも奪われません。

花婿なるイエス様が私たちを愛し、選び、血潮によって贖い、花嫁としてくださっていることを今日も感謝します。

(2)花嫁は、聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れます

花婿なるイエス様が十字架と復活による救いを成し遂げて天に上げられ、再臨されるまでの今は、婚約期間です。婚約期間で重要なことは、花嫁として整えられることです。

それではキリストの花嫁は何が整えられる必要があるのでしょうか？それは花婿なるイエス様と一つとなるために、御言葉による洗いをもって聖められることです。

なぜなら、一つとなるためには同質であることが必要だからです。異質なものは決して一つになることはできません。完全な聖である主と罪が関わることができないということです。それゆえ、御言葉なるイエス様と一つになるためには、花嫁も御言葉による洗いによって性質が変えられる必要があります。

「キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。」（エペソ5:26-27）

私たちはイエス様と一つとされる時を待ち望み、その準備として今日も喜びをもって御言葉を朗読していきます。

(3)花嫁は、天から来られる花婿を待ち望んで祈ります

花嫁は、イエス様が迎えに来られる日が来ることを確信して待ち望みます。イエス様を愛しているので、決して諦めない心があります。しかし、同時に私たちには弱さがあります。必ず迎えに来られることを信じていても、それがいつかわからないので疑いや疲れが起こります。そして、時にイエス様から目を離してしまう場合があります。

それゆえに花嫁は今日も目を覚まして祈り続けることが重要です。

「だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。」(マタイ25:13)

しかし、私たちの力だけで祈ることはとても難しいです。だからこそ、聖霊様の助けを受けて祈ります。

「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。」（ローマ8:26）

聖霊様は私たちが花嫁としてイエス様の御前に立つことを切に願っています。それゆえに喜んで祈りを助けてくださいます。私たちが今日も目を覚ましていられるように、深いうめきをもって切に執り成してくださいます。

今日も聖霊様の助けを受けながら、イエス様が天から迎えに来られることを待ち望み、目を覚まして祈り続けます。

■A:考えてみよう
・愛され、選ばれ、血潮による贖いに喜びを抱いていますでしょうか？

・聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れていますでしょうか？

・今日も天から来られる花婿を待ち望んで祈っていますでしょうか？

■P:祈り
私たちを愛し、選び、血潮によって花嫁として贖ってくださったイエス様に感謝します。聖霊様による喜びをもって御言葉を受け入れます。御言葉の性質へと洗い聖めてください。
また今日も聖霊様の助けを受けて祈ります。イエス様が迎えに来られるまで目を覚ます花嫁とならせてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【あさひ】