■S:今日の聖書の言葉
エズラ記7章27、28節a(同8章)
★ 私たちの父祖の神、主はほむべきかな。主はエルサレムにある主の宮に栄光を与えるために、このようなことを王の心に起こさせ、王と、その議官と、すべての王の有力な首長の好意を私に得させてくださった。
■O:今日のコラム
エズラ記・ネヘミヤ記は、神様の夢の実現・回復のご計画を知るための素晴らしい書巻です。
神様の偉大なわざは数々ありますが、その中でも最も大きな御業は、「創造の御業」と「あがないの御業」です。そして、この二つは、一つにつながって、神様の「夢」を表しています。
神様の夢とは、なんでしょう?
それは、私たちと永遠に一緒に住む!ということです。素晴らしいと思いませんか?
偉大な偉大な全能の神様が、私たちと永遠にともに住みたいと、天地万物を創ってくださったのです。それがエデンの園であり、天国であり、天の御国です。
残念ながら、人間は神様に背を向けて、そのご計画は一旦だめになってしまったかのように見えました。
しかし、なんと、神様は私たちの罪をおおい、私たちの失敗をくつがえす、さらに偉大な「あがない」の御業を成してくださいました。これが、イエス様の十字架と復活です。
イエス様の十字架の赦しを通して、私たちは、もう一度、神様のもとに帰り、もう一度、神様と親しい交わりを持つことができるようになりました。
みなさん、聖霊のバプテスマを受けていますか?
聖霊に満たされ、どんどん満たされ、導かれて生きていくと、聖書の御言葉が心に燃え、祈りや礼拝の中で神様の麗しい御臨在を経験するようになっていきます。神様の心が与えられ、祈りが導かれ、実現していきます。神様との親しい関係です。(私はまだそのほんのわずかしか知りませんが、もっともっと知りたい、経験したいと思っています!)
エズラ記は、その神様との親しい関係の「回復」を象徴している書巻です。
イスラエルの民は、神様に愛され、神様との親しい関係を持つことが許された祭司の王国でした。ダビデ王の時代には、絶え間ない賛美、祈り、礼拝を通して、礼拝者たちは、神様の御臨在を楽しみ、神様の麗しさを味わい、苦しみの時には神様という隠れ家に逃げ込み、国は勝利に次ぐ勝利、豊かな繁栄を経験しました。
しかし、ダビデの後、イスラエルの民は、偶像礼拝を繰り返し、神様に背を向け続け、王国は分裂。北王国はアッシリヤ帝国に滅ぼされ、残った南のユダ王国も、ついに、バビロン帝国に滅ぼされ、民は捕囚となって連れて行かれてしまいました。
そんな中で、神様の驚くべき回復のみわざが始まります。(今日のデボーション箇所はその一つです!)
バピロン帝国の後に起こったペルシャ帝国の王たちが、次々と、イスラエルの残りの民に、好意を示し、「あなたたちは、故郷エルサレムに帰って、主なる神様のために神殿を築き直しなさい。」と言うのです。
信じられますか?
異教の国の王たちが、「神様を礼拝する宮を建て直しに行きなさい。助けるから。なんでも協力するから。」と言って送り出してくれたのです!
途中様々な妨害も入りますが、神様が不思議な方法で介入してくださり(エステル記もその一つ)、神殿そして城壁が再建されます。この神殿の再建こそ、神様と私たちとの関係の回復、キリストの花嫁なる教会の回復を象徴しているものです。
■A:考えてみよう
で、それは、自分の今日の生活とは、どんな関係があるのでしょう?
まず、私たちは、それぞれ、日々神様との関係を正しく戻しましょう。
神様の方を向いて(悔い改めて)、もし、神様との親しい関係が壊れているところがあると感じるなら、その原因を示していただき、それを取り除いていただきましょう。そして、イエス様の十字架を通して与えられる赦しの中で聖霊による神様との交わりを味わいましょう。
さらに、教会が、キリストの花嫁として、美しく、しみもしわも傷もないものとして、麗しく御前に立つことができるようになるために、私たち一人一人に、それぞれなすべき良いわざが与えられています。
主御自身を慕い求めていきましょう。御言葉と聖霊に従いましょう。兄弟姉妹を励ますこと、建て上げること、奉仕すること、伝道すること。…なんであれ、神様が示してくださることを、喜びをもって成し遂げていきましょう!
■P:祈り
神様の素晴らしい回復のご計画が次々と実行に移され、神様の夢が、この地上で実現していきますように!
今日、そのために、私がなすべきことを、主の助けによって、成し遂げられますように!
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【ともこ】
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