■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙第一4章1〜2節

★こういうわけで、私たちを、キリストのしもべ、また神の奥義の管理者だと考えなさい。
この場合、管理者には、忠実であることが要求されます。

■O:今日のコラム
私たちは何も持たずに生まれましたが、今は多くの物を持っていることを感謝します。それはどれも神が私たちに管理を任せてくださっている賜物です。

忠実な管理とはそれをため込んで盗まれないか睨んでいることではなく、正しくそれを人々に分け与えて仕えることが一つの重要な点であると思います。

パウロも神の奥義の管理者としてそれを必要な人々に分け与える働きをしたのです。タラントのたとえでも5タラント、2タラント、1タラントを預かったしもべがいましたが使わずに埋めておいたしもべは叱責を受けました。

5タラントのしもべがどのようにそれを使ってどう商売したかは分かりません。しかしそれは正しく人々の益となるようなビジネスをして成功したことを信じます。そうした時に主は、更に人々の益をはかれるようにもう5タラントをくださったのだと思います。豊かに分け与える人は更に豊かになるのが神の国の約束だからです。

ユダヤ人は13歳の成人式(バールミツバ)の時にお祝い金としてかなりのまとまった額のお金を受け取るそうです。そしてそのお金はただ貯金するのではなく、それを使って資産を運用することを教えられるそうです。

神の奥義だけでなく私たちの経済、エネルギー、知識、あらゆる能力は賜物であって私たちに任された財産のような物です。それを正しく人々と分け合って用いることは、神の国の資産運用です。そうすれば更に豊かに蒔くために主はそれを増やしてくださるからです。

「蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、あなたがたにも蒔く種を備え、それをふやし、あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。」(2コリ9:10)

 
この世の資産運用は、富を使って富を増やすことが目的です。しかし神の国の資産運用はこの世の富を使って、まことの富、永遠のいのちを刈り取ることです。この世の富が目的で蒔くならばいずれ上手くいかない時に失望してしまうでしょう。しかしまことの富が目的であるなら私たちは自分のいのちさえも蒔くことが可能です。イエス様は、十字架においてご自身のいのちを蒔いて、多くの実、永遠のいのちを刈り取られたのです。

■A:考えてみよう
多くの持てる物をため込むためではく、適切に人々に分け与えましょう。知識ならば減らないので簡単な面もありますが、与えたらなくなるものに関しては、適切に行うことが必要です。その場合主に祈り、平安をもって心に決めた通りに喜んで与えることが重要です。

■P:祈り
私に多くの物の管理を任せてくださっていることを感謝いたします。私の持てる全てのものは神のものであることを告白します。これをどう管理するのかを教えてください。正しく人々に分け与えることができますように。御霊のために蒔くならば永遠のいのちを刈り取ることを感謝いたします。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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