■S:今日の聖書の言葉
ローマ人への手紙15章5,6節

★どうか、忍耐と励ましの神が、あなたがたを、キリスト・イエスにふさわしく、互いに同じ思いを持つようにしてくださいますように。それは、あなたがたが、心を一つにし、声を合わせて、私たちの主イエス・キリストの父なる神をほめたたえるためです。

■O:今日のコラム
私ごとですが、最近、ガーデニングを始めました。庭を綺麗に掃除し、色とりどりのお花や様々な種類の植物を置いて世話をしています。春に蒔いた朝顔やひまわりの種が息子の背の高さまで成長し、ようやくつぼみがつき始めました。綺麗なお花を咲かせるのを毎日楽しみに過ごしています。

小さな庭にテーブルを置き、時々庭でご飯を食べたりもします。たたみ2畳程度の小さな庭ではありますが我が家の憩いの空間となっています。先日、図鑑で見るような綺麗なアゲハ蝶が我が家の庭に飛んできて、とても驚きました。小さく、些細なことですが、夫婦で感動し、喜びを分かち合いました。

私たちはこの小さな庭を「エデン(喜び)」と名付けました。神様が造られた美しいお花や草木をさらに増やし、育て、主の造られたエデンを回復させようと計画しています。題して、エデンの園計画!

神様は世界をお造りになったとき、人に、土地を耕し、守るようにさせました。「耕し、守る」は、霊的に見るなら、礼拝を表します。しかし、文字通り、エデンの園を管理し守ることは人間にとって大きな喜びであったのです。そのことを実際に夫婦で味わい、体験しています。主の目的通りに歩むことは、なんと楽しく、幸いなことでしょうか。

エデンの園にあったものを回復する。回復…これは聖書の壮大なテーマです。エデンの園で人は罪を犯してしまい、神と人とは分離されてしまいました。しかし、終わりの時、主は回復されます。十字架の贖いによって、主イエスを信じ慕い求める者たちは、永遠に主とともに住まうのです。

「私は一つのことを主に願った。私はそれを求めている。私のいのちの日の限り、主の家に住むことを。主の麗しさを仰ぎ見、その宮で、思いにふける、そのために。」(詩篇27:4)

また、罪により、天のエルサレムと地のエルサレムが分かれてしまいましたが、黙示録において、最終的に一つとなります。

「私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとを出て、天から下って来るのを見た。」(黙示録21:2)

イエス様ご自身も、「回復のため」に父なる神様と分離されました。しかし、今は神の右の座で父なる神様とともに一つです。分離されたものを一つにすることは神様の偉大な計画なのです。

二つのものが一つにされる。これは奥義です(エペソ5:32)。クリスチャンは人生において様々な願い、ビジョン、計画を持ちます。しかし、一番の目的は、「イエス様と一つとなること」でなければなりません。

また、夫婦が一つとなること、親子が一つとなること、神の家族が一つとなること。私たちはこのことも追い求めていきましょう。神様は、私たちが他の人々と一致を持つように願っておられます。主にあって一つとなるとき、そこに分裂はありません。互いに愛し合い、助け合い、エデンの園にあった喜びと感動が生まれます。

「見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。それは頭の上にそそがれたとうとい油のようだ。それはひげに、アロンのひげに流れてその衣のえりにまで流れしたたる。」(詩篇133:1,2)

油注ぎは、聖徒たちが一致して集う教会の中に力強く流れます。初代教会のうちにあった一致があまりに強かったので、奇跡や経済的備えのための驚くべき力が解き放たれました(使徒4:33,34)。神の家族の一致のためにも祈りましょう。

最後に。
エデンの園には、「喜び」「四方で囲まれた庭」という意味があります。そしてヘブル語において花嫁という言葉は「閉じられた庭」という意味があります。つまり、エデンの園の回復は、喜びの回復、そして花嫁の完成です。
花嫁は花婿がいればそれで満足です。最高の花婿であられるイエス様が共におられるのに、何か足りないことがあるでしょうか。初めの愛、第一の愛、主を慕い求める花嫁の心が私たちの内に回復しますように。

私たちは今一度、自分の歩み、心を点検しましょう。生活の中で主との一致、主との親密さを妨げるもの、主以外のもので心を満たしているものがあるならば取り除きましょう。不必要なものを手放し、もっとシンプルになりましょう。

そして、いつでも狭い門から入ろうではありませんか。狭いとは、実際的なサイズのことだけではありません。人目につかない、誰の目にも留まらない、地味でおろかな門です。ですが、主と共に生きるなら、そこは至聖所となります。主が共におられるなら、どんなに狭くても、どんなに些細な出来事であっても、そこには楽しみと喜び、感謝があるのです。

「まことに主はシオンを慰め、そのすべての廃墟を慰めて、その荒野をエデンのようにし、その砂漠を主の園のようにする。そこには楽しみと喜び、感謝と歌声とがある。」(イザヤ51:3)

■A:考えてみよう
この朝、聖霊様を歓迎しましょう。そして今日も、みことばの朗読を通して新しくイエス様と出会うことができますように、主の思いで満たされますように、祈り求めましょう。その中で手放すべきものが示されたなら、主に明け渡しましょう。

他の人々との一致を求めましょう。特に、一番近い存在である家族の中の一致、喜びの回復を主に願い求めましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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