■S:今日の聖書の言葉
申命記28章2節

★あなたがあなたの神、主の御声に聞き従うので、次のすべての祝福があなたに臨み、あなたは祝福される。

同15節

★もし、あなたが、あなたの神、主の御声に聞き従わず、私が、きょう、命じる主のすべての命令とおきてとを守り行わないなら、次のすべてののろいがあなたに臨み、あなたはのろわれる。

■O:今日のコラム
「聞き従う」ことは聖書の中で一貫して書かれているテーマです。今日の箇所にもあるように、聖書は、私たちが主の御声に聞き従うときに、いのちと祝福を得ると言っています。

聞くことと従うことは分けられるものではなく、2つで1つのことですが、やはり入り口は聞くことにあることを覚えます。

「そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」(ローマ10:17)

ですから御言葉を朗読することはとても重要なことです。パウロもテモテに対して朗読するように勧めています。意味が分からなくても読み続けることがとても大切です。

ただし、ここで覚えておきたいことは、朗読して数をこなすことが目的ではなく、いのちの源であるイエスキリストと出会うことが目的であるということです。御言葉を音として「聴く」のではなく、「聞く」ことが大切です。

私たちの耳が開かれて、聞く耳のある者と私たちがなるためには、聖霊様が必要です。

「しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。」(ヨハネ16:13a)

「どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。 」(エペソ1:17)

私たちの目、耳、心が御霊を通して開かれて、目が見たことがない、耳が聞いたことがない、心に浮かんだことのないものを、主は愛する者に開いてくださることを感謝します。

そしてその御言葉が私たちの祈りを通して内に刻まれていき、私たちは御言葉を受けた者として御言葉を生み出すという行いに進むことができると信じます。かつてマリヤがイエス様を宿して生み出したように、アブラハムなど信仰者たちが子孫を生み出したように、イエス様が私たち弟子が生み出されることを願い十字架の道を歩まれたように、私たちも御言葉を宿し、御言葉を生み出すことができますように。

私たちの人生や生活には様々なことが起きて、色々な問題や必要も生じると思います。主は全てをご存じですから、それらを満たし解決を与えてくださいます。しかし、私たちはそれだけで終わるのではなく、自分自身をキリストの花嫁として捧げ続け、また隣人をキリストの花嫁として建て上げるその行いに益々励んでいこうではありませんか!

「まことに、みことばは、あなたのごく身近にあり、あなたの口にあり、あなたの心にあって、あなたはこれを行うことができる。 」(申命記30:14)

■A:考えてみよう
・御言葉は、聞き従うことについて、また聞き従うとはどういうことだと言っているだろうか。
・自分自身の御言葉と祈りの生活はどのような状態だろうか。
・自分自身の必要や問題が解決することのためだけに御言葉を適用していないだろうか。

■P:祈り
イエス様、あなたの愛を感謝します。今日も生かされていることを感謝いたします。
今日もあなたの御心を行いたいです。どうぞ私の耳を開いてくださり、あなたの御言葉を私の内に刻んでください。そしてあなたの御言葉を生み出すその行いに進ませてください。

愛する主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 たくみ 】

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