■S:今日の聖書の言葉
詩篇43篇3節
★どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。あなたの聖なる山、あなたのお住まいに向かってそれらが、私を連れて行きますように。

■O:今日のコラム
詩篇43篇は、主のみもとに帰りたいという願いが歌われている詩篇です。この詩篇の著者は、神のみもとを「私の最も喜びとする」ところだと言っています。

神のみもと、主が住まわれるところは聖なる山であると書かれています。私たちは、自分の力ではこの聖なるところに近づくことができません。主は、私たちを光とまことによって、主のみもとに導いてくださいます。

「どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。」(詩篇43:3a)

エペソ5章11節から14節を読むと、光は私たちの暗やみを照らし出すものであることが書かれています。そして私たちを照らしてくださる光はキリストです。

「明らかにされたものはみな、光だからです。それで、こう言われいます。『眠っている人よ。目をさませ。死者の中から起き上がれ。そうすれば、キリストが、あなたを照らされる。』」(エペソ5:14)

まことは、真理という意味の言葉です。真理は私たちを聖め、別ちます。また、真理を知るとき私たちは自由にされます。

ヨハネの福音書を読むと、真理とはイエス様ご自身のことです。ヨハネの福音書15章、16章には、真理の御霊が私たちのところに来られ、真理であるイエス様のことを教えてくださり、真理のうちに導き入れてくださると書かれてあります。

私たちがキリストの御前に出ていくとき、イエス様が私たちの暗やみを明らかにしてくださり、真理によって私たちを聖め、解放してくださいます。私たちに、主を喜ぶ自由が与えられ、主の祭壇、主のみもとにいく自由が与えられることを感謝します。

■A:考えてみよう

「なぜなら、肉の父親は、短い期間、自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが、霊の父は、私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして、懲らしめるのです。」(ヘブル12:10)

自分のうちにある暗やみが明らかになることは痛みが伴います。しかし、それは聖さにあずかるために必要な産みの苦しみのようなものであることを覚え、主に身を委ねたいと思います。

「わがたましいよ。なぜ、おまえはうなだれているのか。なぜ、私の前で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。私の顔の救い、私の神を。」(詩篇43: 5)

■P:祈り

愛する主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 けいしろう 】

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