■S:今日の聖書の言葉
詩篇19篇4~5節
★しかし、その呼び声は全地に響き渡り、そのことばは、地の果てまで届いた。神はそこに、太陽のために、幕屋を設けられた。
太陽は、部屋から出て来る花婿のようだ。勇士のように、その走路を喜び走る。
■O:今日のコラム
ここには太陽の話が出てきます。太陽は義の太陽なるイエス様、悪人にも与えてくださる御父の恵み。様々な表現ができます。ここでは主の栄光と言いたいと思います。
私たちは、主の栄光を表す者として召されていますが、そのことはお互いの間の親密な愛の関係の中から生まれて来るものです。
「部屋から出てくる花婿」とありますがこの「部屋」という語はヘブル語でフッパです。それは幕屋であり(なので4節では幕屋を設けられた、とあります)、花婿と花嫁の親密な交わりの場です。
愛の関係の中から良いもの、主の栄光に輝くものは生み出されていきます。私たちが主の御前、主の臨在に留まって、共に幕屋の中で過ごすことは、私たちが神の栄光を現す者となるためにどうしても必要なことです。
主との一対一の時間、主の御前に留まって身を低くする時間を聖別して持つライフスタイルを身に付けましょう。そうして、花婿が勇士のようにその走路を喜び走るように、私たちも御心を行う力ある勇士となって、信仰のレースを走るのです。
「主をほめたたえよ。御使いたちよ。みことばの声に聞き従い、みことばを行う力ある勇士たちよ。」(詩篇103:20)
主との一対一の時間にはぐくんだ関係を幕屋の外に持ち出して、私たちも神のご計画の走路を主と共に走るのです。
この走路と訳される語はオラーです。ヘブル語には道を表す語がいくつかあるのですが、このオラーは旅路というような語で、主と共に歩む信仰の旅路のことです。
主と共に祈りの幕屋で親密に過ごして全ての重荷をおろし、そこから出て主と共に、主のくびき(自分の十字架)を負って、喜び走られる主と共に、この地を喜び走るのです。
そうして私たちがイエス様が愛したように互いに愛し合うとき、そのために自分が死んでいくときに主の栄光、十字架の栄光が現されていくことを信じます。
ミニストリーをしていると、能力も大切ですが関係がもっと大切であり、関係という土台の上にミニストリーが成り立つことを思わされます。エペソ書で愛に根ざし愛に土台を置く、とありますがまさにその通りです。愛の関係から良いものは生み出されていきます。
■A:考えてみよう
まず主との親密な愛の関係のために、時間を聖別し祈りのために心を整え、身を慎みましょう。そして人々との愛の関係のために、何よりも熱心に愛し合いましょう。
■P:祈り
主よ。この御言葉を成就させることができますように。
「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。
何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。
つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。
それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。」(1ペテロ4:7~10)
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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