■S:今日の聖書の言葉
詩篇8篇3,4節
★あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。
■O:今日のコラム
昔、悩みや葛藤、落胆や失望を抱えていた時に、偶然にも大きな星空を見る場所に行ったことがあります。
自分自身は全く意識して行った訳ではなかったのですが、広大な星空を見て、宇宙を思い浮かべたとき、「こんなに大きな天、こんなに沢山の星を造られた神様、全世界、全宇宙を御手で造り治めておられる神様が私のお父さんなんだ。なんでこんな事で悩んでいるのだろうか。この空、このすべてを造られた神様が私のお父さんなんだから、この先心配すること何て何もないんだ。」と涙があふれ、心配が平安に、失望が希望に変えられたのを今でもはっきり覚えています。
私たちは時に、悩みや葛藤、恐れや不安、失望の思いを持つとき、どんなお方が私たちの父であるのか、私たちの神様はどんなに大きな偉大なお方であるのかを忘れてしまうことがあるかもしれません。
しかし、私たちの天の父は私たちが思っている以上に、そして私たちの思いをはるかに超えて偉大なお方であり、天地すべてを造り治めておられる全地全能のお方であり、そんな最も力強いお方が私たちの父であることを感謝します。
こんな大きな天も“指のわざ”で造られた神様が、こんなに小さな私たちの小さな問題に何もできないなんてことがあるでしょうか。天地を造られた全知全能の神様が、私たちを目的・計画を持って造られ、私たち導いて守ってくださるのに、心配することがあるでしょうか。
神様はいつも私たちを愛し、あわれみ、慈しんでくださっていて、私たちが主がどんなお方かを忘れてしまう時も、ご自身がどんなお方であるのかを私たちに思い出させて、励まし、慰め、導いてくださるお方であることを感謝します。
「人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。」(詩篇8:4)
天地を造られた偉大な神様が、こんなに小さな私たちを心に留めて、私たちを顧みてくださっておられるとは、 どんなに大きな恵みでしょうか。天地を造られた偉大な神様が、私たちを常に意識し心に覚えていてくださっていて、私たちをいつも気に掛けて心を配ってくださっておられるのです。
「神様が私たちを心に留められる」とは神様があわれみを持って、私たちを常に覚えておられ、私たちのすべてを覚えていてくださっているということです。主は私たちのすべてを知っておられ、私たちのすべてを覚えていてくださるお方です。
何でこんな状況なんだ、何で何も変わらないのかと思うときも、主の導きが分からないときも、主は見ておられるのかと思ってしまうときも、私たちの主は、いつも私たちを見て、私たちのすべてを覚えていてくださって、私たちを心に留めてくださっていることを感謝します。
「顧みられる」という言葉は、「訪れる」という意味の言葉で、神様の意志・御心・ご計画を持って、神様の恵みによって訪れてくださるということです。
神様は私たちに訪れて、私たちのうちに住まい、私たちと親密に交わってくださる神様であること、私たちのうちに訪れたいがゆえにひとり子を与えてくださり、イエス様が私たちのために十字架で死んでくださったことを感謝します。そして、神様が私たちに訪れてくださるとき、私たちは救われ、解放され、癒され、変えられていくことを感謝します。
■A:考えてみよう
神様がこんなに小さな私たちひとり一人に今日も常に心を留めてくださり、顧みてくださっていることを覚え、その大きすぎる恵みに感謝をささげましょう。
この世界のすべて、全宇宙を造られ治めておられる偉大な神様が、私たちを常に意識し心に覚えていてくださっていて、私たちをいつも気に掛けて心を配ってくださっておられるのですから、私たちも神様がどんなお方であるかを忘れずに、神様のことを心に覚え続けることができますように。
この朝今一度、私たちの神である主がどんなに偉大なお方であるのかを思い起こしましょう。そしてその偉大な私たちの神様が、私たちのお父さんであり、私たちを計画を持って造られ、私たちを守り導き、私たちの祈りを聞き、私たちに目を注いでくださっていること、私たちをいつも覚えて気に掛けてくださっていることを今一度思い起こし、感謝しましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ありさ 】
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