■S:今日の聖書の言葉
詩篇5篇12節

★主よ。まことに、あなたは正しい者を祝福し、大盾で囲むように愛で彼を囲まれます。

■O:今日のコラム
主は正しい者を大盾で囲むように愛で囲まれます。

私たちは自分の十字架を負ってイエス様の足跡についていく者ですが、それならばイエス様が辱められたように様々なののしりや圧迫に直面することは避け得ないことです。

そんな中で主は愛の大盾で守ってくださいます。これは信仰の大盾であり、飛んでくる火矢から守ってくれる神の武具です。私たちはこの大盾に身を避けるのです。

この大盾は正しい道を歩むことによってそこに身を避けることができるものであることがこの詩篇から分かります。この大盾が今の時代に重要なことが詩篇91篇を見ても分かります。ここを見るならその大盾で守られるなら新型コロナという疫病からも守られるからです。

「主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。」(詩篇91:4~6)

主は母親のような憐みの羽をもって私たちを受け入れ、覆ってくださいました。そして私たちも自分の意思をもって翼の下に身を避けることが必要なのです。2000年前のユダヤ人たちは、主が何度その翼を広げ、めんどりがひなを集めるように集めようとしたか分からないのですが、そこに身を避けなかったのです。私たちが翼の下に身を避けることは、主から受けた十字架の憐みの愛に応えて、神を愛しその命令を守ることです。

翼という語はヘブル語で「カナフ」ですが、これはユダヤ人の衣についている「ふさ」に使われる語です。そしてこのふさには、律法の命令の数だけ結び目が付けられていて、これを見て神の命令を守ることの大切さを思い出すように命じられているものです。新約の私たちにとってその命令とは、主が愛されたように、互いに愛し合うことです。

ときには「まずコロナから守られ、状況が落ち着いたら礼拝の生活を取り戻そう」という心に引き込まれてしまいそうになります。しかしそれこそ危険なのです。翼の下から出てしまうことです。この状況だからこそ、神の御心にフォーカスし、祈りのために心を整え身を慎むのです。

「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。」(1ペテロ4:7,8)

私たちは今だからこそ、祈りの中で恵みを受け、受けた恵みを人々に注ぎ出すのです。

今のこのとき主は、ときにかなって恵みの倉、天を開いてくださって主の愛によって互いに愛し合うことができる力を与えてくださることを信じます!これは主にあって最大の攻撃であり防御なのです。

■A:考えてみよう
恐れ、不安、心配を全て十字架に持っていき、あるがままに告白しましょう。主の御前に負うべきでない重荷を降ろしましょう。そして祈りの生活を建て上げていきましょう。主が愛されたように、私たちも互いに愛し合う者となることを信じます。

■P:祈り
全ての思い煩いを委ねよと仰せられる主に、私の心の重荷を委ねます。主の平安が私の心を守ってくださることを感謝いたします。今日も共にあなたのくびきを負って、あなたと歩みます。あなたが私を愛してくださっているように、私が人々に愛を注ぐことができますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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