■S:今日の聖書の言葉
民数記18章20節

★主はまたアロンに仰せられた。「あなたは彼らの国で相続地を持ってはならない。彼らのうちで何の割り当て地をも所有してはならない。イスラエル人の中にあって、わたしがあなたの割り当ての地であり、あなたの相続地である。

■O:今日のコラム
私たちは持っている物、環境、立場、健康、仕事、、、そのようなものに価値を見出しやすいものです。しかし、そのようなものは、一瞬にして朽ちていくことを特に今の世の中にあって多くの方が実感していることと思います。

今起こっている現状に自分の持っていた何かを奪われているように感じておられる方も多くおられるかもしれません。しかし、失ってしまったと感じる時、私たちは主を受け継いでいることの恵みを味わう機会となることを覚えます。

レビ人、祭司に与えられた相続地は主ご自身でした。私たち神の民とされた者の相続地も主なのです。それはどれほどに偉大なことでしょうか。私たちは今こそ、私たちに与えられている主がどのようなお方であるのか、私たちが受け継ぐものがどのように栄光に富んでいるのかを知らなければなりません。

「この世で富んでいる人たちに命じなさい。高ぶらないように。また、たよりにならない富に望みを置かないように。むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。」(1テモテ6:17)

「また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大な者であるかを、あなたがたが知ることができますように。」(エペソ1:18~19)

どんなものも、状況も私たちの受け継ぐ主ご自身を奪うことはできません。私たちの主は、朽ちないお方であり、この方を知ることで受ける恵みは減るどころか増し加わっていくのです!

奪われていくものに目を留めている時ではなく、与えられた価値ある神様ご自身を、みことばなる主を求めていくならば、満ち足りる者とされていくことを感謝いたします。

以前に放蕩息子ついての分かち合いを聞きました。このたとえ話に出てくる兄は、父のもとにいて、父の中で過ごすという最高の特権を得ていました。兄が得た恵みは、共にいるということなのです。しかし、彼はそれに満足せず、その価値を知らないからこそ、弟が帰ってきた時に不満が出て、喜ぶことができなかったのです。

また、本当は、父のそばにいての父の心を自分の心として弟がいないことを悲しむべきだったのではないか。そのように兄の立場から語られた内容にはっとさせられました。

私たちも、すでに天のお父さんの中にいる者です。その中にいて、父の与えて下さるもので養われ、満たされ、成長し、それだけではなくて、父の心を生きるために召されているのです。

天の父は毎日みことばを与え、いのちを与えてくださっています。それに不足があるでしょうか。その中で生きるならば父の心を悟り、生きるものとされるのです。そのことに満足できない私がいるならば、まだ満たされていないならば、本当に損をしているのです。そして何より、いつもそばにいる主を悲しませてしまうことを思います。

今の時はなかなか神の家族で集まることができない状況にありますし、様々な情報が飛び交い、それらに心は奪われやすいです。しかしその中で友人が、祈りとみことばの中で、状況においては困難な中にあっても、これをむしろ主に近づく機会として、主との交わりの時間が増えたと教えてくれました!素晴らしい励ましとなりました!本当にみことばが私たちのとりで、盾となることを感謝します。

また今のシーズン、霊的においては、ペンテコステに向かって、聖霊の雨を求める時です。このシーズン、主を知ることによって私たちの内側も潤されていく時であると信じます。

「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、私たちを打ったが、また、包んでくださるからだ。主は二日の後、私たちを生き返らせ、三日目に私たちを立ち上がらせる。私たちは、御前に生きるのだ。私たちは、知ろう。主を知ることを切に追い求めよう。主は暁の光のように、確かに現れ、大雨のように、私たちのところに来、後の雨のよえに、地を潤される。」(ホセア6:1~3)

主を知ることを切に求めてまいりましょう。

■A:考えてみよう
・主が与えられているのに、感謝するどころか不足や問題に目を留めて、不平不満をつぶやいてはいないでしょうか。放蕩息子の兄の心が、私たちの内から取り除かれるように悔い改めの時間を持ちましょう。

・今このシーズン、主を知ることのために時間を捧げますと決心して共に祈りましょう。その中において、聖霊様が、主を受け継ぐことの恵み、またそれがどれほど偉大であるのか、ますます教え続けてくださると信じます!

■P:祈り

愛するイエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ゆうこ 】

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