■S:今日の聖書の言葉
ヤコブの手紙3章17,18節
★しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。
■O:今日のコラム
私たちの口から出てくる言葉は、私たちの「心」の状態によって良い言葉、悪い言葉となって出てきます。私たちの心に溜まっているものが私たちの思いとなって口から出て来て、人の心を傷つけるという事があります。
私たちの中で、その部分が解決されないと、言葉の問題や人間関係の問題を解決することは難しいでしょう。もし私たちの心の中に、ねたみ、恨み、嫉妬、憎しみといったものがあるのならば、本来なら口に出す事は無いようなことを言ってしまうという事があるのです。
これは、いくら自分で口に出さないでいようと決意したとしても完全に治す事ができません。なぜなら、ねたみ、恨み、嫉妬、憎しみといったものは、その背後に悪しきものの働きがあるからなのです。ですから、いくら自分でコントロールしようと努力しても、ついつい口に出してしまうのです。いつもだったら絶対に言わないようなことを言ってしまったり、絶対にしないようなことをしてしまったりします。
「そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。」(ヤコブ3:15)
とあるように、ねたみ、恨み、嫉妬、憎しみといったものは「地に属し、肉に属し、悪霊に属するもの」だと言っています。しかし、上からの知恵というのは、「純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち」た、天からの知恵、神様からの知恵、あわれみと良い実ということです。
私たちが言葉を話す時、よく吟味する必要があります。純真であるか、平和であるか、寛容であるか、温順であるか、相手の気持ちを汲み取って会話する事が大切です。へりくだって、我慢して、怒るのではなく、柔和な上からの知恵をもって相手と会話する事が大切だと言っています。
「義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。」と言っている通り、自分の気持ちを押し通そうとするのではなく、平和をつくる人によって平和のうちに義の種は蒔かれると書いてあるのですから、私たちは平和をつくる者として神様に従っていこうではありませんか。
■A:考えてみよう
「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。」(ヤコブ4:7)
私たちは、この言葉を宣言して、地に属するのではなく、肉に属するのでもなく、悪霊に属するのでもなく、天の御国の大使として光り輝いていこうではありませんか。私たちが神の武具を身に付け、悪魔に立ち向かう時、悪魔は私たちから逃げ去ります!新型コロナは私たちから逃げ去ります!そのことを信じて宣言していきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 てる 】
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