■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き27章22節
★しかし、今、お勧めします。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う者はひとりもありません。失われるのは船だけです。
■O:今日のコラム
今日の御言葉を今の時の励ましとして共に受け取りましょう。パウロの乗る船が嵐に巻き込まれ、暴風に激しく翻弄され、どこに向かうか先行きも見えず、生ける最後の望みさえも絶えかけた時、主は御使いを遣わして御言葉を伝えてパウロを勇気付けました。
パウロは主から語られた言葉と確信をもって「元気を出しなさい。」と共に船に乗る人々を励ましました。私たちも現在コロナ禍により突然予期せぬ嵐に巻き込まれたような状況の中にあり、生活も働きもミニストリーも、今まで取り組んで来た様々なことが止められ、この先もどこに向かうのか分からないような状況の中にいます。
しかし、このような状況の中で私たちも主の御声を聞き、主からの励ましと確信を受け取りましょう。主は数多くの御言葉を通して私たちを守り、命を与えられることを約束しておられます。主の約束を心に刻み、死の病が取り巻く時代の中にあっても、御言葉を私たちの日々の信仰告白として歩みましょう。
「主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからである。」(詩篇91:3)
御言葉の約束基づいて「主は恐ろしい疫病から私(家族、教会、職場、学校、街や地域、日本)を救い出される。」と宣言することが出来ます。御言葉に基づく告白は預言的な宣言となり、また主の心にかなったとりなしの祈りとなってこの世に命を解き放ちます。
嵐の船上でパウロは「失われるのは船だけです。」と述べていますが、この状況の中で私たちも失う物があるでしょう。しかし、それは私たちがより身軽になり、自分の願い通りに生きようとする歩みを止め、主の御心へと立ち返り、主が計画された人生の航路へと方向を変える為の機会となるのです。
パウロが嵐の中で船の積荷を捨てた様に、私たちも今は自分の人生のあらゆる積荷を捨てる時です。罪や重荷、こだわりや自分のプランを十字架の前に置き、身軽になって、主が導かれる時にすぐに動くことが出来る様にシンプルなライフスタイルを目指して行くことが必要です。
元気を出しましょう。必ずこの状況の中から主は私たちを導き出して下さいます。
■A:考えてみよう
私が捨てるべき積荷が何であるかを悟る為に、今日も知恵と啓示の御霊を求めましょう。
主の御前に正直に告白をして重荷を主に委ねる祈りの時間を持つ時、自分の思いから解放されて、主の御声を聞く耳が開かれて行きます。祈りと御言葉の時間を今日も区別して持ちましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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