■S:今日の聖書の言葉
レビ記23章22節

★「あなたがたの土地の収穫を刈り入れるとき、あなたは刈るときに、畑の隅まで刈ってはならない。あなたの収穫の落ち穂も集めてはならない。貧しい者と在留異国人のために、それらを残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。」

■O:今日のコラム
レビ記23章はイスラエルの祭りに関してまとめられている箇所です。

1〜14節は、過ぎ越しの祭り(種の入らないパンの祭り6〜8節、初穂の祭り9〜14節)を記しています。ただ十字架の恵みによってのみ、私たちは罪というパン種を取り除いていただくことができます。

15節は、7週の祭りまでのオメルカウンティングと言われるものです。毎日宮に大麦の束を一束ずつ捧げます。私たちが毎日、御言葉を朗読することで、自分自身という生ける神の宮に大麦を捧げることができます。

そして16〜21節は五旬節、つまり7週の祭りを迎えます。50はヨベルの年も50年に一度であるように解放の数字です。御言葉の上に御霊が注がれていのちに溢れその御言葉の通りに生きる自由が与えられるのです。

そして23節から仮庵の祭りを迎えます。これは主と共に住うという私たちの信仰の目的地を示しています。この3つの祭りがイスラエルの三大祭りです。

ざっくりと言うならば、
1、悔い改めて十字架の恵みにあずかる。

2、毎日、御言葉を朗読する。

3、御霊が注がれるために祈る、御言葉を思い巡らし、口ずさむ、御霊に導かれて御言葉を行う生き方をする。

4、主とともに住う。御言葉を行い、それを成し遂げることは、主とともに住うという報いをもたらします。

「イエスは彼に答えられた。「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。」(ヨハネ14:23)

ここで22節に注目したいと思います。何で22節がここにあるのでしょう?確かに全ての祭りは収穫に結びついています。しかし収穫に関しての教えや命令は他にもたくさんあります。しかし何で「落穂を集めるな」がここになければならないのでしょう?

様々な解釈があるとは思いますが、一つには御言葉を受け取り、御霊に満たされてそれを実行するとは、人に憐みを注ぐことに結びついている必要があるからと言えます。愛に生きてこそ、人々に仕える者として生きてこそ主と共に住うというゴールにたどり着けるのだと思います。

恐れや不安の多い時代です。しかしそのようなものを行動の動機に生きてはなりません。愛に生きるなら、むしろ損もするし、リスクも負うのです!しかし愛に生きるならさらに愛は燃え上がるのです。御霊を消してはなりません。喜び進み出て、祈り、感謝をもって、この道を歩み続けましょう!

私たちのゴールはこの地上に安泰な住まいを設けることをはるかに超えたものなのです!主と共に安息の家に住まうこと。そのゴールで待っておられるイエス様から心の目を離さないように生きていきましょう!

■A:考えてみよう
この地上でのことも大切なことです。しかしこの地上のことは一時的なものです。この一時的なもの、地上のものが永遠のもの、天に蓄えられるもののために与えられていることを信じましょう。そして恐れを締め出し、不安を委ねて愛に生きることを選びましょう!

■P:祈り
天のお父様。愛であられる方。あなたの御名を褒め称えます。御言葉と御霊に満たされて、今日私に与えられている御心を成し遂げることができますように。今私に与えられている全てのものがそのために用いられますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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