■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き14章22節
★弟子たちの心を強め、この信仰にしっかりとどまるように勧め、「私たちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なければならない」と言った。
■O:今日のコラム
シャローム、御国が来ますように。
過ぎ越しの祭り3日目になりました。災いを過ぎ越し、共に神様の約束の地(神の国)へ導かれていくために今日の箇所から2つのことを覚えたいと思います。
(1)心を強め、信仰に立ちましょう
今日の聖書箇所の22節に書かれている、「心」を別訳で見ると、たましいと訳されています。
「弟子たちの魂〈心〉を固め〈力づけ〉、この信仰にしっかりと立つようにと強く勧め〈警告し、勇気づけ〉、また、私たちは多くの苦難〈患難〉を経て神の国に入らなければならないのだと彼らに言った。」(詳訳聖書 使徒14:22)
「たましい」について、他の箇所ではこのように書かれています。
「この望みは、私たちのたましいのために、安全で確かな錨の役を果たし、またこの望みは幕の内側に入るのです。イエスは私たちの先駆けとしてそこに入り、永遠にメルキゼデクの位に等しい大祭司となられました。」(ヘブル6:19-20)
〈この望み〉と同じ言葉が使われている箇所をいくつか見ると、共通しているのは〈大祭司であるイエス様〉です。
イエス様は天にある幕屋、別訳では至聖所へ先駆けて入られました。つまり、イエス様ご自身は私たちのたましいをしっかりと立たせ、錨の役割をし、神の国、幕の内側へと導いてくださいます。
イエス様に期待し、自分の心を力づけてもらい、イエス様にあってしっかりと立ちましょう。
「だから彼らは神の御座の前にいて、聖所で昼も夜も、神に仕えているのです。そして、御座に着いておられる方も、彼らの上に幕屋を張られるのです。」(黙示録7:15)
(2)喜びを奪われないこと
「なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。」(ローマ14:17)
単純に文字だけで解釈するのであれば、神の国の1/3は〈喜び〉です。このようにも命令されています。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(1テサロニケ5:16-18)
「絶えず〈いつでも〉[自分の信仰によって]幸福でありなさい〈喜んで、楽しい心でいなさい〉。たゆまず祈り〈忍耐強く祈り〉なさい。
万事について[神に]感謝しなさい。〈環境がどのようであっても、感謝深くあり、感謝をささげなさい〉。というのは、それはキリスト・イエスにあるあなたがたに対する神のみこころであり[キリストはそのみこころの啓示者または仲介者であられる]からです。」(詳訳聖書 1テサロニケ5:16-18)「最後に、私の兄弟たち。主にあって喜びなさい。前と同じことを書きますが、これは、私には煩わしいことではなく、あなたがたの安全のためにもなることです。」(ピリピ3:1)
「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」(ピリピ4:4-7)
祈ること、感謝することは意識することは多くても、私たちが生活する中で〈喜ぶ〉ことを意識することはあまりないように感じました。神様が願っておられることは、私たちがどのような状況の中にあっても喜ぶこと、祈ること、感謝することです。
毎日今まで聞いたことのない言葉を耳にし、当たり前に会話の中でも使うようになり、世界中が試練の中に置かれているように感じます。この時にこそ、神の国を見上げましょう。信仰によって喜ぼうではありませんか!
■A:考えてみよう
「あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。」(詩篇16:11)
イエス様に希望を置き、心を強めましょう。どのような状況であっても、喜ぶこと、感謝すること、祈ることを奪われないようにしましょう。いつも、感謝と喜びをもって、神様のもとへ行き続けることが出来ますように。
■P:祈り
愛する主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まなくぼ 】
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