■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書22章39~40節
★それからイエスは出て、いつものようにオリーブ山に行かれ、弟子たちも従った。いつもの場所に着いたとき、イエスは彼らに、「誘惑に陥らないように祈っていなさい。」と言われた。
■O:今日のコラム
現在、日本の幾つかの都市においては緊急事態宣言が発令され、日本と全世界が大きな試練と危機に直面しています。
幾つかのウィルス研究機関の予測によると、今回のコロナウィルスの感染で最悪の場合、全世界で6千5百万人以上が犠牲になると報告を出しています。私たちは速やかにこの事態が終息することを願っていますが、今の現状はまだほんの始まりに過ぎないとも言われています。
しかし私たちは突如予期せぬ出来事が起こったかの様に慌ててはなりません。これらのことは全て聖書に預言されており、この先にはもっと大きな患難の時代があることを覚える必要があります。
ゲッセマネの園で主イエスは弟子たちを叱咤激励してこのように言われました。
「それで、彼らに言われた。『なぜ、眠っているのか。起きて、誘惑に陥らないように祈っていなさい。』」(ルカ22:46)
終わりの時代の大きな誘惑に打ち勝つ為に祈りの生活を日々継続的に持つことは非常に重要です。祈りの生活が無ければクリスチャンであっても、この世のニュースや現状によって信仰の目が塞がれ、様々な心配や恐れや思い煩いによって心が沈み込み、霊的な領域が眠り、まどろみに陥ってしまうからです。
イエス様が終わりの時に生きる聖徒たちにこのように忠告しておられることに心を留めましょう。
「あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさいその日は、全地の表に住むすべての人に臨むからです。しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」(ルカ21:34~36)
重要なポイントは「いつも祈る」という点です。イエス様が十字架に向かう前、その苦難から逃れたいという最も大きな誘惑に打ち勝つことが出来たのは、汗が血に変わる程の祈りの故でした。
イエス様がその祈りの場に向かう場面について聖書には「いつものようにオリーブ山に行かれ・・・いつもの場所に着いたとき」と記されています。
つまりイエス様は試練や問題に直面してから祈り始めたのでは無く、その前から日々の生活の中でいつも祈っておられたのです。
私たちが霊的な眠りからさめるべき時刻がもう来ています。信仰の目を覚まし、魂を奮い立たせ、霊的なことを第一に追い求め、奮起して祈りの生活をいつも続けていこうではありませんか。もう間もなく主イエスは来られます。マラナタ。
■A:考えてみよう
今日も生活の中で時間を区別して祈りの時間を持ち、御霊の言葉で祈り、御言葉を朗読し、主イエスの血潮を宣言しましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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