■S:今日の聖書の言葉
レビ記11章45節
★わたしは、あなたがたの神となるために、あなたがたをエジプトの地から導き出した主であるから。あなたがたは聖なる者となりなさい。わたしが聖であるから。
■O:今日のコラム
本日、イスラエル時間の日没後から、過越の祭りが始まります。私たちは共に、イエス様の血潮を通して今の困難、暗やみ、恐れの時代から過越し、神の約束の地へと導びかれ行きましょう。そのために、この朝、私たちはともに過越の備えをしていきたいと願います。
第一コリント5章7節にはこのように書いてあります。
「新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り除きなさい。あなたがたはパン種のないものだからです。私たちの過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。」
私たちの過越の小羊なるイエス・キリストは、私たちの救いのためにほふられました。
私たちの内にある隠れたパン種（傲慢、自分が神の座に立つこと、高ぶり）を取り除き、罪を告白し、悔い改め、血潮で覆われ、赦しを受け取っていきましょう。
何度悔い改めても変わらない自分の性質を見る時、本当に失望します。しかし、今日、自分で自分を評価することをやめ、「イエス様が私をどのように見ておられるか」にフォーカスしましょう。イエス様は「あなたはパン種のない者です。」「あなたは、聖い。」と言ってくださるお方です。
この一週間、悔い改めをする中で、「あなたはパン種のない者です。」という主の語りかけを何度も経験しました。そのイエス様の言葉に支えられ、自分の弱さを見ても主ご自身のみことばと血潮に、望みを置き続けることができました。ですからあきらめないで、古いパン種を取り除いていきましょう。罪を告白し、イエス様の血潮を宣言し、神の民として聖別されていきましょう。
血潮は、家のかもいと二本の門柱に塗られて初めて、その家の中にいる家族は守られました。その血が器の中にある限りは誰も救うことができません。
同じように、イエス様の血潮を知識として、また、神学として頭の中で知っているだけなら誰も救うことができません。その血が、主の命じられた通りの正しい方法で用いられる時、初めてその効果を発揮します。
旧約時代、イスラエル人は血を必要な場所に塗るための道具として、ヒソプの枝を使用していました。新約の時代においては、私たちのあかしの言葉（黙示録12:11）を用います。
私たちが、イエス様の血潮を事実として知っているだけでなく、口を通して告白しないなら、血潮による恵みを受けることはできません。ただ知っているだけでは何の役にも立ちません。口で告白されなければならないのです。
「ヒソプをもって私の罪を除いてきよめてください。そうすれば、私はきよくなりましょう。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなりましょう。」（詩篇51:7）
サタンは私たちに戦いをいどみ、脅かし、落胆させ、私たちが口で告白するのを阻止しようとします。サタンは、私たちが血潮を告白するなら、私たちに指一本ふれることができなくなるのを知っているからです。
御言葉は、イエス様の血潮についてこのように語っています。
エペソ1章7節には、御子の血によって私たちは全ての罪から贖われるとあります。第一ヨハネ1章7節には御子イエスの血潮は全ての罪から私をきよめるとあります。ローマ5章9節には、私たちはキリストの血によって義と認められるとあります。ヘブル13章12節には、ご自分の血によって民を聖なる者とさせるとあります。
悪魔は、私たちに対して何の権限もないのです。イエス様の血潮を宣言し、口で告白しましょう。
■A:考えてみよう
今、私たちはいまだかつて経験したことのなかったような危機に直面しています。日々、更新される暗いニュース、今起こっている出来事に心を置くなら私たちはすぐに恐れ、気落ちしてしまう時代に生きています。
堅く信仰に立ちましょう。イエス様の血潮を告白しましょう。イエス様が私を十字架により贖い、その血により罪を赦し、天のいのちの書に私の名を書いてくださったことを褒め称えましょう。
祈りと断食をもって備え、この過越のシーズンに注がれる恵みを共に受け取ってまいりましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ひさえ 】
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