■S:今日の聖書の言葉
レビ記10章3節

★それで、モーセはアロンに言った。「主が仰せになったことは、こういうことだ。『わたしに近づく者によって、わたしは自分の聖を現し、すべての民の前でわたしは自分の栄光を現す。』」それゆえ、アロンは黙っていた。

■O:今日のコラム

「わたしは彼を近づけ、彼はわたしに近づく。わたしに近づくためにいのちをかける者は、いったいだれなのか。ー主の御告げー」(エレミヤ30:21b)

私たちが主に近づくためにいのちをかける者となり、主に近づく私たちによって、主がご自分の聖を現してくださり、すべての民の前で主の栄光を現してくださいますように!

レビ記10章の冒頭で、アロンの子ナダブとアビフが、主が命じなかった異なった火を主の前に捧げました。彼らは、主の命令に逆らったことを行う罪を犯し、祭壇の火以外の火を用いて、主が命じていないことを自分の判断・考え・方法で行いました。彼らは主を敬わない心、主に喜ばれない心、間違った動機で、祭司の務めを主の御前で行ったのです。そして、主の前で罪を犯したナダブとアビフは、主の火によって焼き尽くされ、主の前で死んだことが書かれています。

そのとき、モーセを通して、主は「わたしに近づく者によって、わたしは自分の聖を現し、すべての民の前でわたしは自分の栄光を現す。」と語られました。

主の御言葉に従わないこと、主の御声に聞き従わずに自分の判断・考え・方法で物事を行ってしまうこと、主に喜ばれない間違った動機や心でしてしまうこと、主への恐れや尊敬の心に欠けてしまうこと…それらのことは、私たちはしたくない思いを持っていても、私たちのうちにもある性質だと思います。

私たちが悔い改め、罪の赦しを受け取っているなば、 イエス様の十字架の贖いと救いの恵みのゆえに、私たちは死ぬことはありませんが、私たちのうちにあるそれらの罪の性質、また主に喜ばれない心や動機が主の火によって焼き尽くされ、主の血潮できよめられなければいけません。

なぜなら、私たちの神である主が聖であられるので、私たちも聖なる者とならなければならないからです。私たちを召してくださった聖なる方にならって、私たち自身も、あらゆる行いにおいて聖なるものとされることが神様の御心だからです。

私たちがきよめられ聖別されて聖なる者とされるのは、ただ主の血潮によるのであって、私たちの頑張りや行いによるのではありません。しかし、主は私たちが神様に近づくことができるように、ご自分のいのちをかけてくださったことを覚えたいと思います。

主が私たちに近づくためにいのちをかけてくださったのならば、私たちも主に近づくことにいのちをかけようではありませんか。

「わたしは彼を近づけ、彼はわたしに近づく。わたしに近づくためにいのちをかける者は、いったいだれなのか。ー主の御告げー」(エレミヤ30:21b)

聖であられる主に私たちが近づくことができるように、私たちの罪がきよめられ、私たちが主の血潮によってきよめられ聖なる者とされるために、主はご自分のいのちをかけて十字架で私たちの罪を負ってくださいました。

私たちも主に近づくことを切に願うのならば、いのちをかける必要があります。まことの聖所に入り、主とともに祭司のとりなしの務めをすることを願うならば、いのちをかける必要があります。主がいのちをかけて私たちに与えてくださった罪の赦しときよめを、私たちもいのちをかけて受け取り続ける必要があります。

イエス様がすでにいのちをかけてくださり死の問題を解決してくださったゆえに、私たちは主に近づくことに死のリスクはないので、 私たちが「いのちをかける」とは、私たちのこの地での人生をかけること、私たちの持てるすべてを主に委ね捧げること、神の恵みにより頼んで神にかかっている信仰と希望をもつことです。

祭司であったナダブとアビフの一番の問題は、主に近づくことにいのちをかけなかったことだと思います。この時代において、主の祭司とされている私たちは、主に近づくことにいのちをかけることを選び取る者となりたいと切に願います。

主は今この終わりの時代においても「わたしに近づくためにいのちをかける者は、いったいだれなのか。」と探しておられます。そして今日主が私たち一人一人にも「わたしに近づくためにいのちをかける者はいったいだれなのか」と語っておられることを信じます。

■A:考えてみよう

「わたしに近づくためにいのちをかける者は、いったいだれなのか。 」

この言葉を受け取り、主に近づくことにいのちをかける者となることを選ぶことを、今一度主の御前に祈りましょう。

私たちが主に近づくことができるように、主はご自分のいのちをかけてくださったのですから、私たちもいのちをかけて主に近づく者となることができますように。

私たちのこの地での人生をかけ、私たちの持てるすべてを主に委ね捧げ続け、神の恵みにより頼み続けて、神にかかっている信仰と希望を持ち続けることができますように。

私たちが主に近づくためにいのちをかける者となり、主に近づく私たちによって、主がご自分の聖を現してくださり、すべての民の前で主の栄光を現してくださいますように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ありさ 】

カテゴリー: マナメール

オンライン献金はこちらから。

大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。

オンラインサポートの手順

Comments are closed.

  • 最近のコメント

  • 新宿シャローム教会 大久保会堂


    〒169-0073 東京都新宿区百人町1-23-24アミューズ大久保ビル2F
    TEL 03-3371-7558
  • アーカイブ

  • カテゴリー