■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き8章21節
★あなたは、このことについては何の関係もないし、それにあずかることもできません。あなたの心が神の前に正しくないからです。
■O:今日のコラム
レビ記8章と使徒8章には、大祭司と祭司の任命や異邦人の間でのリバイバルなどとても重要な事柄が記されていますが、今日はシモンという魔術師から私自身の心を探られました。
サマリヤという町に迫害によって散らされた人々を通して福音が述べ伝えられましたが、シモンは以前から町に住み、魔術によって人々の関心を買っていました。そんな彼も福音によって主を信じ、バプテスマを受けましたが、彼はペテロなど弟子たちを通して聖霊が人々に注がれるのを見て、お金でその権威をくださいとペテロに頼み込みました。
これに対してペテロは「あなたの金は、あなたとともに滅びるがよい。…あなたの心が神の前に正しくないからです。 」(使徒8:20a,21b)と返しています。
この「正しくない」という言葉は別訳では「まっすぐではない、真実ではない」と書かれていました。つまり神の前にまっすぐではない心をこの魔術師シモンは持っていました。
この箇所を読んだとき、私は次の御言葉を強く示されました。
「どうか、悪者の悪があとを絶ち、あなたが正しい者を堅く立てられますように。正しい神は、心と思いを調べられます。」(詩篇7:9)
「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。 私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください。 」(詩篇139:23,24)
私の中にある思い煩い、傷ついた道、悪、これらを主に隠すことはできず、むしろ主の御前に正直に全てをさらけ出し、心のうちの深いところに至るまで調べていただかなければならないと改めて思わされました。
日々悔い改める中において、自分が正しいと思い、相手のことや状況を責めたりすることなど、変わりたくても変わらない自分の性質に直面します。しかしそれを隠したりすることなく、むしろその原因となっている根の部分に至るまで主の光を照らしていただき、まっすぐな心、王が通られる整えられた道が私のうちに回復することを願います。
「主よ。私を調べ、私を試みてください。私の思いと私の心をためしてください。 」(詩篇26:2)
■A:考えてみよう
自己利益などのために神様や御言葉を利用していないだろうか。
また、主へまっすぐな心が内側に整えられているだろうか。
「『呼ばわれ。』と言う者の声がする。私は、『何と呼ばわりましょう。』と答えた。『すべての人は草、その栄光は、みな野の花のようだ。 主のいぶきがその上に吹くと、草は枯れ、花はしぼむ。まことに、民は草だ。草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。』」 (イザヤ40:6~8)
ペテロは上記の御言葉を福音だと言っています。ぜひこの御言葉を握り、自分の心に対して宣言していきましょう。
■P:祈り
神様、今日もあなたの愛を感謝します。
主よ、どうか私の心のうちを探り、試し、あなたに敵対する肉の思い、またあなたの前に正しくない心を明らかにしてください。それを持っていることを認めさせて、真実な悔い改めへと導いてくださり、あなたにある直ぐな者とならせてください。
愛する主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 たくみ 】
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