■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き3章6~8節

★すると、ペテロは、「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい」と言って、彼の右手を取って立たせた。するとたちまち、彼の足とくるぶしが強くなり、おどり上がってまっすぐに立ち、歩きだした。そして歩いたり、はねたりしながら、神を賛美しつつ、ふたりといっしょに宮に入って行った。

■O:今日のコラム
今日も主が、それぞれ遣わされた場所・置かれているところで、私たちを通して力強く働いてくださることを信じ、感謝します!

主がペテロとヨハネを遣わし、ペテロを通して力強く癒しのわざを働かれ、生まれてから約40年間も足のなえた人を癒されました。そして、彼は癒されただけでなく、ペテロからイエスキリストを受け取り、神を賛美し、彼に起こったことを見た多くの人々が主を信じることとなりました。

ペテロが「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって歩きなさい」という宣言をし、癒しを解き放ち、多くの人々の前で大胆に説教を語り、多くの人々を救いに導いたことが使徒3章に書かれています。

しかし、この癒しの奇蹟はペテロ自身が言っているように、自分の力と信仰深さによって行われたのではなく(使徒3:12)、イエス様の御名を信じる信仰のゆえに、イエスキリストの御名の力と権威によって成されました。私たちにも同じイエス様の御名の力・権威が与えられていることを今一度、覚えたいと思います。

イエス様の御名には力があります!イエス様の御名には権威があります!イエス様の御名に勝るものはありません!私たちがイエス様の御名を信じる信仰によってイエスキリストの御名で宣言するとき、主の御名の力と権威が働きます!

また、これらの奇蹟のわざは初代教会の時代に起こったことだけではなく、私たちを通しても当たり前に起こるべきことであり、終わりの時代に生きる私たちは初代教会よりも偉大な主の栄光、恵み、御業を見ていくことも覚えたいと思います。

そして、使徒3章に書かれている主の奇蹟、主の働きはすべて、主ご自身の御業であり、主のご計画であり、ペテロが主の働きができるようにあらかじめ主が備えてくださったことであったと信じます。

「私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。」(エペソ2:10)

主は私たち一人一人にも、今日私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださっていることを感謝します!私たち一人一人の主の計画はすでに主の書物に書き記されています。今日私たちが、主が備えてくださった良い行いをすることができますように!主の書物に書き記された私たちぞれぞれの主のご計画が、今日1日成されていきますように!

私たちの自分の力ではなく、また私たちの信仰深さによってでもなく、主の御名を信じる信仰によって、主の御名の権威・力が私たちを通して力強く働かれ、主の御業が成されていきますように!

主の御名を信じる信仰が私たち一人一人のうちに、今日改めて増し加えられますように!

■A:考えてみよう
ペテロのように、私たちが主の御名によって主の御力、癒し、奇跡を行い、主のご計画の通りに主の働きをしていきたいと願うでしょうか?
人々が主イエスキリストを私たちを通して受け取ること、人々が主の栄光を見て、救いを受け取ることを願うでしょうか?

使徒3章に書かれていることの中から、以下の4つのことを実践し取り組んでいくことができるように、祈りましょう。

(1)とりなしの祈り
「ペテロは、ヨハネとともに、」(使徒3:4)とあるように、ペテロはヨハネとともに遣わされ、ヨハネとともに立って力強い主の働きをしました。私たちも主の働きをするには、一人で立つのではなく、とりなしの祈りによってともに立つことが必要です。

私たち一人一人が主の働きをしていくには、神の家族でお互いにとりなし合うことが必要不可欠です。私たち自分自身がペテロのように主の働きをしていく者となることも大事ですが、同時に私たちそれぞれがヨハネのようにともに立ってとりなす者となることも大事です。

自分自身が主の計画にある主の働きをする者となることを願うと同時に、神の家族が使徒3章のペテロのように主の御業、主の働きをしていくことができるようにとりなし祈りましょう。

(2)自分のうちで主が盛んになるようにすること
ペテロは「私にあるものを上げよう」と言って、自分のうちにあるイエス様を与えました。自分のうちにイエス様の力、イエス様のいのちが力強く働いていたのです。

私たちも自分のうちで、自分が衰え、主がますます盛んになっていくことが大切です。私たちのうちにある主のいのち、臨在、御力、主のご性質が私たちを通して流れていきます。そのため、まず私たちがさらに主の愛、いのち、臨在、御力、主のご性質…を経験する必要があります。私のうちで自分が衰え、主が盛んになることを願い、そのことに努め続けましょう。

(3) イエス様の信仰を受け取ること
ペテロは、自分の力でも自分の信仰深さでもなく、「イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの目の前で完全なからだにしたのです。」(使徒3:16)と言いました。

主の働きをしていくには、自分の信仰ではなく、イエス様の信仰を受け取り、イエス様の信仰に拠り頼むことが必要です。今日今一度イエス様の信仰を受け取ることを祈りましょう。自分の信仰や力ではなく、イエス様の信仰が与えられ、イエス様の信仰に拠り頼んで歩むことができるように日々祈り告白しましょう。

(4)主の計画、主の目的が成されるように祈ること
使徒3章に書かれているペテロを通して成されたことは、すべて主のタイミング、主の計画、主の御業です。私たちにも、同じように、それぞれに主のご計画、目的があります。今日も主の書物に記された主のご計画が成されるように、主があらかじめ備えてくださった良い行いをすることができるように祈り、今日一日と自分自身を主にゆだねましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ありさ 】

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