■S:今日の聖書の言葉
レビ記2章13節

★あなたの穀物のささげ物にはすべて、塩で味をつけなければならない。あなたの穀物のささげ物にあなたの神の契約の塩を欠かしてはならない。あなたのささげ物には、いつでも塩を添えてささげなければならない。

■O:今日のコラム
穀物の捧げものは私たち自身を表しています。イエス様も御自身を「一粒の麦が地に落ちて死ななければ」と麦に例えておられます。

私たちが神の御前に捧げられ、神に喜ばれるものとなるには、塩が欠かすことができないのだ、とあります。塩気を付けられるためには、私たちは自分が自分のものであることを捨てて、神のものとして捧げられることが欠かせません。そしてキリストの血によって贖われた私たちは、実際はすでに神のものです!

塩の契約とは、自分が神のものとして捧げられる時に、神も御自身のものを私たちのものとして分け与えてくださるという契約です。

「イスラエル人が主に供える聖なる奉納物をみな、わたしは、あなたとあなたの息子たちと、あなたとともにいるあなたの娘たちに与えて、永遠の分け前とする。それは、主の前にあって、あなたとあなたの子孫に対する永遠の塩の契約となる。」(民数記18:19)

私たちが自分自身を捧げる時に塩気を付けられる事は、マルコ福音書にも書かれています。

「すべては、火によって、塩けをつけられるのです。」(マルコ9:49)

ここはギリシャ語で見れば、すべてのいけにえは火によって塩気を付けられるのです、という方が正確であると思います。塩気を付けられて私たちは礼拝者として神に近づいていくことができるようになっていくのです。捧げもの(ヘブル語でコルバーン)は、神に近づく(ヘブル語でカーラブ)ためのものです。

私たちは自分の願望や必要ばかりを追い求めていると、神の御心のためにとか、神の国のためにという願いを持つことが困難になります。世の中の流れや目に見えることに振り回されてしまうことが起こりやすいのです。

確かに多くの必要が私たちの生活にはあります。今はコロナウイルス問題の真っ只中で、それこそ様々な必要に迫られる場面があると思います。礼拝などしている場合ではない、神に向き合うのは事態が収束したらだ、と感じることも有るかもしれません。しかし本当はこんな時だからこそなおのこと神が必要なのです。

私たちを感染症から守る約束である詩篇91篇にもこうあります。

「いと高き方の隠れ場に住む者は、全能者の陰に宿る。
私は主に申し上げよう。『わが避け所、わがとりで、私の信頼するわが神』と。
主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからである。
主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。
あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。
また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。」(詩篇91:1~6)

ここをみても、避け所である主に、身を避けるからこそ守られるのです。その御翼の下に、主の大盾に身を避けることは自動的ではなく、自分の意思を持って神に自分を委ね、従い、神に信頼する生き方の中で、真実な主が約束を果たしてくださることにより怒るのです。私たちはピンチだからこそ神の御心が何であるかを求めて、御心を行うことにフォーカスしていくことが重要なのです。

神の国を第一に求めるなら、必要の全ては満たされるのです。私たちは自分自身を捧げて礼拝者として歩みましょう!

■A:考えてみよう
自分を捧げ、神の御心が何であるか?を知るための目と耳を開かせていただきましょう。そこに身を避け、御心を行い、主が守ってくださることを体験しましょう。

■P:祈り
主は我が盾、我が避け所です。自分自身をあなたの御前にお捧げし、あなたのものであることを告白します。今日も新たにイエス様の十字架の恵み、キリストの血潮を受け取ります。あなたの御心を教えてください。今日、あなたが私に願っておられる御心を私が行うことができますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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