■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記37章25節
★彼は、アカシヤ材で香の壇を作った。長さは一キュビト、幅は一キュビトの四角形で、高さは二キュビト。これの一部として角をつけた。
■O:今日のコラム
出エジプト記37章と38章には、幕屋で用いる器具の設計図が記されています。幕屋の器具の中でも「香の壇」は最も高い設計となっています。それは、礼拝において何が最も高い優先順位に置かれているのかを理解するものとなります。
「香の壇」が意味するものは聖徒たちの祈りです。
「祭司職の習慣によって、くじを引いたところ、主の神殿にはいって香をたくことになった。彼が香をたく間、大ぜいの民はみな、外で祈っていた。」(ルカ1:9~10)
「彼が巻き物を受け取ったとき、四つの生き物と二十四人の長老は、おのおの、立琴と、香のいっぱいはいった金の鉢とを持って、小羊の前にひれ伏した。この香は聖徒たちの祈りである。 」(黙示録5:8)
終わりの時に主が私たちに求めておられるのは祈りの生活を持つことです。
「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。」(1ペテロ4:7)
現在明確な終わりの時のしるしが全世界で起こり、神を知らない人々でさえ終末を意識するような時に生きています。新型コロナウィルスの蔓延に伴い、前代未聞の出来事が世界中で起こっています。
疫病の蔓延が経済崩壊をもたらし、さらに世界戦争へと突入していくのは、今までの歴史を見ても、また黙示録6章に記されている預言を見ても明確な事実です。
これから過ぎ越しの祭りに向かい、各家庭からパン種を取り除く作業がなされます。私たちの内にあるパン種のような罪の性質に御霊により光が照らされ、悔い改めへと導かれ、主イエスの血潮により洗われる恵みを日々経験する期間となりますように。
4月8日(日本時間は9日)から始まる2020年の過ぎ越しは特別な時です。この苦難の時代を過ぎ越し、主の約束に立つことが出来るように、今のシーズンを一日一日、祈りの生活を優先して歩んでまいりましょう。
またコロナウィルスに感染した人や団体への批判や非難が蔓延し、お互いに対する訴えが強くなり、人々の愛が冷える時代の中において、第一ペテロに祈りの生活を優先すると共に、もう一つ熱心にすべきことが記されていることも心に覚え、この生き方を実行出来るように主に祈り求めましょう。
「何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。」(1ペテロ4:8,9)
■A:考えてみよう
祈りを優先的にする生活を身につけましょう。先週も記した血潮の宣言をもう一度記します。これを私たちの毎日の宣言とし、告白とし、祈りとしましょう。
【イエス様の血潮の12の宣言】
(1)イエス様の血潮はサタンの支配から私を贖いました。
(2)イエス様の血潮は全ての呪いから私を贖いました。
(3)イエス様の血潮は私のために永遠の契約を成し遂げてくださいました。
(4)イエス様の血潮は私を父なる神、すべての人々、すべての被造物と和解させ、平安をくださいました。
(5)イエス様の血潮はすべての罪を赦してくださいました。
(6)イエス様の血潮はすべての罪から私をきよめます。
(7)イエス様の血潮は罪に定める全てのことから私を弁護し、私に敵対するサタンの訴えを無効化し、今まで一度も罪を犯さなかったかのように私を義と認められます。
(8)イエス様の血潮は主のものとするために私をきよめ、主に献身する者として私を聖別します。
(9)イエス様の血潮は死んだ行いから私の良心をきよめ、生ける神に仕えることができるようにされました。
(10)イエス様の血潮は聖なる神に仕えるために、私をまことの聖所に入らせます。
(11)イエス様の血潮は私がサタンとその全ての力に打ち勝つようにさせます。
(12)イエス様の血潮は私の永遠に続く喜びの源です。
(アテフ・メシュレキー博士著「イエスの血潮を宣言する祈り」より)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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