■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記27章20~21節

★あなたはイスラエル人に命じて、燈火用に上質の純粋なオリーブ油を持って来させ、ともしびを絶えずともしておかなければならない。アロンとその子らは、あかしの箱の前の垂れ幕の外側にある会見の天幕で夕方から朝まで、主の前にそのともしびをととのえなければならない。これはイスラエル人が代々守るべき永遠のおきてである。

■O:今日のコラム
今日、主が私たちに与えてくださった御言葉の中から、目を留めたいのは『ともしび』です。

主は、神の民であるイスラエル人すべてにともしびを絶えずともしておくように命じられました。それは代々守るべき永遠のおきてとあるように、今も主の御心は変わらず、救われた私たちがともしびを絶えずともし続けることを願っておられます。

それでは『ともしび』とは何を表しているでしょうか?

それは『聖霊様』です。黙示録4章5節には「七つのともしびが御座の前で燃えていた。神の七つの御霊である」と書かれています。イエス様を信じた者の内に住まわれる聖霊様こそ真のともしびです。

また『絶えずともしておかなければならない』とは、どのようなことでしょうか?

それは第一テサロニケ5章19節に「御霊を消してはなりません」とあるように、『聖霊様がいつも燃え続けていること』です。自己中心ではなく、聖霊様の統治に委ねることです。聖霊様が燃えているといつも喜び、絶えず祈り、すべての事について感謝する歩みへと導かれます。また心の目が開かれ、御言葉を悟らせてくださいます。内なる人が新たにされ、イエス様の似姿へと変えられます。すべて主に栄光を現す生き方となり、それはキリストの花嫁です。

そして御言葉には「夕方から朝まで、主の前にそのともしびをととのえなければならない。」とあります。ともしびをととのえる時間帯は夕方から朝までです。

それでは『夕方から朝まで』とは、どのような時を表しているでしょうか?

私を祈りの中で、『イエス様が戻って来られる時まで』と受け取りました。夕方から朝の間は真夜中であり、それは暗闇が支配する時間帯です。光であられるイエス様を求めますが、いつ戻って来られるかわからないので霊的に目を閉ざして眠ってしまいやすい時です。それは、まさに私たちが生きている今この時代です。イエス様は突然戻って来られます。その時に迎え入れることができるようにと、主は今日も私たちが目を覚まして、ともしびを絶えずともすことを強く願っておられます。

それではイエス様が戻って来られる時まで、どうやって聖霊様が燃え続けるのでしょうか?私たちの努力によるのでしょうか?

そうではありません。ともしびであられる聖霊様ご自身が私たちの内で燃え続けてくださいます!

「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。」(ローマ8:26)

本当に感謝なことですが、聖霊様が深いうめきによって私たちのために執り成してくださいます。それは自分が弱い者であることを認める時に、聖霊様が力強く助けてくださいます。

私たちはプライドや自我が強いので、なかなか弱さを認めることができません。しかし、自分の力に頼れば頼るほど聖霊様の働く余地が失われます。自分の弱さを認めて、聖霊様に助けを求めましょう。その時、聖霊様の祈りが私たちの中から溢れ出てきます。

イエス様が戻って来られるまで、今日も私たちの内にともしびである聖霊様が燃え続けてくださることを感謝します。そして、私たちはイエス様の花嫁として整えられることを心からに願い求めます。

■A:考えてみよう
・ともしびを絶えずともすという主の願いを受け取っているでしょうか?

・自分の内にともしびであられる聖霊様が燃え続けているでしょうか?

・今日も自分の弱さを認めて、聖霊様に助けを求めているでしょうか?

■P:祈り
私たちの内にともしびであられる聖霊様が住んでくださっていることを心から感謝します。今日も私の弱さを認めて、聖霊様に助けを求めます。
どうか祈る力を与えてください。そして、イエス様が戻って来られる時まで、聖霊様が燃え続けてくださり、キリストの花嫁へと整えてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あさひ 】

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