■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記18章8～11節
★モーセはしゅうとに、主がイスラエルのために、パロとエジプトとになさったすべてのこと、途中で彼らに降りかかったすべての困難、また主が彼らを救い出された次第を語った。イテロは、主がイスラエルのためにしてくださったすべての良いこと、エジプトの手から救い出してくださったことを喜んだ。イテロは言った。「主はほむべきかな。主はあなたがたをエジプトの手と、パロの手から救い出し、この民をエジプトの支配から救い出されました。今こそ私は主があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました。実に彼らがこの民に対して不遜であったということにおいても。」
■O:今日のコラム
私たちは、あらゆる神々にまさって偉大である私たちの主を証しする者として、この終わりの時代に、この国に置かれています。そして、私たちを通して神である主を人々が知るために、主は私たちを今日もそれぞれの場所、職場、学校、地域に遣わしてくださっていることを感謝します。
モーセが自分の民であるイスラエルの民をエジプトのパロのもとから解放し救い出すために主に召されたように、私たち一人一人も、日本の民を暗やみの圧制から救い出し、主のもとへと導くために主に召されています。
今日の箇所では、モーセはしゅうとのイテロに主がイスラエルのためになさったすべてのことと、自分たちが通ったすべての困難と主がどのように救い出してくださったかを証ししました。そして、その証しを聞いたイテロは、「主はほむべきかな」と主をあがめ、主があらゆる神々にまさって偉大であることを知ったと告白しました。そして、つづく12節では、神の前で契約が結ばれ、イテロは神である主を告白し、神の民の一員となったことが書かれています。
モーセの証しを通してイ テロに起こったことが、今度は私たちの証しを通して、私たちの周りの人々にも成されていくことを信じます。私たちが救いに導く証人として立つとき、私たちの周りの人々が「今こそ私は主があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました」と告白し、主を礼拝し、神の民へと加えられていくことを信じ感謝します。
必ず、まだ救われていない日本の民が、 「今こそ私は主があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました」と告白し主を礼拝するようになります。そして、そのために今日も主が私たちを証人としてそれぞれの場所に遣わし、私たち一人一人を用いて主の御業を成して、主の救いを見させてくださることを感謝します。
■A:考えてみよう
今一度、モーセがイスラエルの民を救い出す召しを受け取ったように、私たち一人一人も、日本の民を主の救いに導くために主に召されていることを受け取り、今日もこれからも主の証人として立ち続ける者となることを願い、主の御前に祈り進み出ましょう。
私たちの周りのまだ救われていない人々が、 「今こそ私は主があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました」と言い、イエス様を主と心で信じ口で告白するまで、あきらめずにとりなし祈り続け、福音を伝え続け、主を証し続けることができますように。
モーセが自分たちに降りかかったすべての困難、また主が自分たちを救い出された次第を語って主を証ししたように、私たちに降りかかったすべての困難も、今通っているすべての困難も、人々に生けるまことの神様を証しするために用いられていくことを感謝します。
また私たちが証人として立ち続けるために、主が私たちの助けとなってくださることも今一度覚えたいと思います。モーセはきっとイテロと一緒に自分のところに来た「神は助け」という名前をつけた息子エリエゼルを見て、神は私の助けであることを思い起こしたのではないかと感じます（出エジ18：5）。私たちも今日も、それぞれ遣わされた場所、またそれぞれの祈り・礼拝の中で、主が私たちの助けであることを思い起こしましょう。
困難の中に置かれていても、この天地を造られ、すべてを統べ治めておられる主が私たちの助けであり、今日も私たちを助け導いてくださいますから、主に信頼し、主がともにおられることを喜んで今日の1日を歩みたいと願います。
困難や暗闇の中でも、私たちが主にあって喜んで歩むことは、すべてに勝って偉大な主を証しする素晴らしい伝道方法であることを感謝します。私たち一人一人の主との歩みを通して、人々が主を知ることができますように。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ありさ 】
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