■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記15章25b～26節
★その所で主は彼に、おきてと定めを授け、その所で彼を試みられた。
そして、仰せられた。「もし、あなたがあなたの神、主の声に確かに聞き従い、主が正しいと見られることを行い、またその命令に耳を傾け、そのおきてをことごとく守るなら、わたしはエジプトに下したような病気を何一つあなたの上に下さない。わたしは主、あなたをいやす者である。」
■O:今日のコラム
主は、私たちに御言葉を与えてくださいます。私たちは御言葉を愛しています。そして御言葉を愛するとは、額に入れて飾ることというより（それも良いことです。額から外さないでください）その御言葉を実行し、身につけて自分の一部として、もはや離れない状態になることです。
主が私たちに語られる御言葉は恵みであり、喜びですが、同時に本当に主を愛しているか？のテストでもあります。今日の聖句でも、おきてと定めを授けたのはテストである、とあります。本当に聞き従うのか？を主は試しておられるのです。16章の方でもこうあります。
「主はモーセに仰せられた。『見よ。わたしはあなたがたのために、パンが天から降るようにする。民は外に出て、毎日、一日分を集めなければならない。これは、彼らがわたしのおしえに従って歩むかどうかを、試みるためである。」（出エジプト16:4）
これは愛のテストなのです。神が命令されるのは、仕えてもらわなくては生きていけないからではありません。主は何一つ不足のない満ち足りた方です。強いて言うなら、主が飢え渇いておられるのは私たちの純真な愛です。
エペソ書の中の夫婦関係に関する教えにも見ることができますが、夫は妻をキリストが教会を愛するように愛するのです（私にはこれを書きながら責められる思いもありますが）。そして妻は夫を敬い、従うのです。教会が主に従うことを、妻が夫を愛する姿として表しています。だから神を愛するとは神の命令を、神を敬う心をもって守ることです。
■A:考えてみよう
主から何を語られていますか？まず御言葉を朗読し主の語りかけにひざまずいて耳を傾けましょう。もし語られたなら、それを実行するために握りましょう。口ずさみ、思い巡らす時間を持ちましょう。そして主の御口から出た御言葉は、必ず事を成し遂げることを信じましょう。
困難もあるでしょうがテストは難しいことがあって当たり前です。その中で従って生きることが、どれほど主をお喜ばせするかを御言葉から教えられましょう。
「するとサムエルは言った。「主は主の御声に聞き従うことほどに、全焼のいけにえや、その他のいけにえを喜ばれるだろうか。見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる。」（1サムエル15:22）
■P:祈り
あなたの愛を今日も受け取ります。あなたの赦しと恵みの中に生きていきます。あなたの愛に応えてあなたをお喜ばせすることができる道がある事を感謝いたします。
御言葉をありがとうございます。聞き従うという最高のいけにえを御前にお捧げいたします。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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