■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記9章1節

★主はモーセに仰せられた。「パロのところに行って、彼に言え。ヘブル人の神、主はこう仰せられます。『わたしの民を行かせて、彼らをわたしに仕えさせよ。

10章3節

★モーセとアロンはパロのところに行って、彼に言った。「ヘブル人の神、主はこう仰せられます。『いつまでわたしの前に身を低くすることを拒むのか。わたしの民を行かせ、彼らをわたしに仕えさせよ。

■O:今日のコラム
聖書の歴史、教会の歴史において困難や試練の時はむしろ聖徒たちが整えられ、主に押し出されて前進する時となります。

現在のコロナウィルスのパンデミックに伴い、世界中の教会が危機的な状況に立たされています。韓国の教会の多くは礼拝を閉鎖せざるを得ない状況にあり、毎週何万人もの信徒が集まる礼拝が、ほんの少しのスタッフだけで行われ、大きな会堂がほとんど空席になっている写真を見た時、今までの教会のあり方が揺り動かされているように感じました。

しかし、その様な状況の中でむしろ聖徒たちは教会に集まれることを特別な恵みとして感謝するようになり、また熱心に祈るようになり、さらに牧師は初心に帰り、初めの頃の主に対する新鮮な愛と情熱を取り戻しているとの素晴らしい報告も聞きました。

困難な状況はむしろ聖徒たちの信仰を整えて次の領域へと押し出す為の主の計画として用いられて行くのです。

出エジプト記において、主はモーセを通してエジプトの王パロに何度も「わたしの民を行かせよ。」と言われました。しかし、その度にパロは心を頑なにしてイスラエルをより苦しめるようになり、苦しめられれば苦しめられる程イスラエルの民は主に向かい助けの叫び声を上げ、その応答としてエジプトに主からの裁きが臨みました。そして遂に主の民はエジプトを脱出して行くのです。

これは現在の状況に非常によく似ています。コロナウィルスの蔓延や経済の崩壊、様々な危機状況の中で、むしろ聖徒たちは飢え渇いて主を慕い求め、へりくだり悔い改めて御国の土台に立ち返り、ますます神に信頼をするようになっていきます。

私たちの生活が死と隣り合わせの状況になり、この世のものに解決や救いが見い出せない時、福音の希望は最も力強く光り輝き、また御言葉に伴う超自然的な主の御業が解き放たれていくようになります。

これから世界的な危機の中で歴史上最も大きな救いの御業とリバイバルが起こり、多くの魂が主イエスの十字架の血潮による贖いの中に入り、サタンと罪が支配するこの世から出エジプトをして行くようになります。

主は終わりの時の偉大な計画の為に私たち一人一人を召し出して下さっています。この召しに応えて私たちの人生を主に捧げ、日々の祈りと御言葉によって最後のリバイバルの為の準備をしてまいりましょう。

■A:考えてみよう
以下の御言葉を朗読し、宣言して自分の信仰に御言葉が結び合わされ、この御言葉に伴う福音のしるしが解き放たれることを求めて祈りましょう。

「『信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。』主イエスは、彼らにこう話されて後、天に上げられて神の右の座に着かれた。そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。」(マルコの福音書16:17~20)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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