■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記7章5~6節

★わたしが手をエジプトの上に伸ばし、イスラエル人を彼らの真ん中から連れ出すとき、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。」
そこでモーセとアロンはそうした。主が彼らに命じられたとおりにした。

■O:今日のコラム
みなさんは春という季節は好きですか?日に日に夜明けの時間が早まり、暖かくなってきます。桜が咲き始め、緑が萌出、卒業・入学、そして新生活がスタートします。なんと希望に満ちた季節なのでしょうか。

そんな季節にも関わらず、日本においては悲しい側面もあります。昨日、3月11日は、多くの方が犠牲となった東日本大震災から丸9年でした。

沢山の痛みがありましたし、今もなお、苦しんでおられる方も沢山いらっしゃると思います。私も大切な義父が天に召されたので、かけがえのない人がいなくなってしまう寂しさが少しは分かります。

なぜそのような出来事が起こり、なぜ大切な人が苦しい目に合わなければならないのか。その答えは私には全くわかりません。そのような方々にどのように声をかけ、自分には何ができるか全くわかりませんが、今日も祈りの家から祈るばかりです。

日本に起こった事とは直接的には関係ないと思いますが、ちょうど同じ季節、はるか昔のイスラエルでも大きな事が起きました。それが今日のみことばの出来事です。

聖書の中でも最も有名な箇所の一つ、出エジプトの十の災いの前半部分です。ここでは「水が血に変わる」「かえる」「ぶよ」「あぶ」の災いがあります。今まで平穏に暮らしていたエジプト人とイスラエルの人々にとって、突如としてやって来きた災難です。科学と医療、そして文明の発達した現代に於いてコロナウイルスが驚くべき勢いで世界中に広まってしまったような危機感があったのではないかと思います。

イスラエルの人々はこの後起こる6つの災いを経験し、ようやく住み慣れたエジプトを出ていくことができます。この出エジプトの出来事は、パロの強情さにより引き起こされた事は事実ですが、このことを通してイスラエルの民の目を覚まさせ、住み慣れた土地を出て行くようにさせたのかもしれません。

イスラエルの人々は出エジプトしました。また、バビロン捕囚から帰還しました。なくなっていたイスラエルという国が再興し、沢山のイスラエルの民が帰還しています。

私たち異邦人に於いては、イエス・キリストの十字架での死と葬りと復活を信じることにより、罪の奴隷から脱しました。そして、イエス・キリストのためにいのちをかけて信じる者は、やがてこの地上からも引き上げられていきます。

人生は苦難の連続です。しかし、いつも主が共にいてくださいます。もうまもなく、主がお迎えに来られると信じます。たとえすぐに来られなかったとしても、私はいのちの日の限り、この方にすべてを捧げ、キリスト共に苦難の道を歩みたいと願います。

「それは、私たちにキリストの苦難があふれているように、慰めもまたキリストによってあふれているからです。
もし私たちが苦しみに会うなら、それはあなたがたの慰めと救いのためです。もし私たちが慰めを受けるなら、それもあなたがたの慰めのためで、その慰めは、私たちが受けている苦難と同じ苦難に耐え抜く力をあなたがたに与えるのです。」(2コリント1:5,6)

■A:考えてみよう
目を覚ましましょう。今は危急の時です。少なくとも私が生まれてから経験したことのない出来事が全世界規模で現在進行形で起こっています。

私たちに何ができるのでしょうか。目の前の出来事に対して、あまりにも無力で、何もできないように感じてもどかしいです。

しかし、私たちには希望があります。それがすべての名に勝るイエス・キリストのお名前です。この方以外に救いはありません。この方の御名を用いて、二人三人が地上で心を合わせて祈るなら、天の父はその祈りを聞いてくださいます。

私たちは「十時の祈り」を朝の10:00と夜の10:00に行なっています。今一度、心を合わせてこの時間に日本、アジア、全世界、そしてイスラエルのために祈ろうではありませんか。

『【主】が○○を祝福し、○○を守られますように。
【主】が御顔を○○に照らし、○○を恵まれますように。
【主】が御顔を○○に向け、○○に平安を与えられますように。』(民数記6:24~26)

私たち信じる者の祈りが日本を、世界を救うと信じます。

「イエスは彼らをじっと見て言われた。『それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます。』」(マタイ19:26)

「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。」(ピリピ4:13)

■P:祈り
今日も私を愛し、考えられないほどの恵みを注いでくださっている天のお父さんに心からの感謝を捧げます。
主よ、御覧ください。日本が傷んでいます。世界が傷んでいます。これはあなたの御心でしょうか。あなたはすべての人が救いにあずかることを願われているのではないでしょうか。どうかこれ以上、あなたを知らないままでこの地を去っていく人を増し加えないでください。

出エジプトの時代は、十の災いの後、エジプトは主を認めました。イエス様の十字架の後、百人隊長はイエス様を救い主として認めました。
主よ、そうではなく、あなたが来られる前、すなわち今、人々がイエス・キリストに出会うことができますように。

今、信じる者に祈りの霊を注いでください。信仰の油注ぎを与えてください。私の祈りは決して小さなものではないということを教えて下さい。現実を見て右往左往する生き方から、目を覚まし、いのちをかけてでもイエス様についていく生き方を本気でしていくことができるよう、助けてください。
モーセとアロンがしたように、徹底的に主のみことばに従う生き方をさせてください。今日の私の祈りが天に蓄えられ、この地に癒しをもたらすことを信じます。

「もし、わたしが天を閉ざしたため雨が降らなくなった場合、また、いなごに命じてこの地を食い尽くさせた場合、また、もし、わたしの民に対して疫病を送った場合、
わたしの名を呼び求めているわたしの民がみずからへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう。
今や、わたしはこの所でささげられる祈りに目を留め、耳を傾けよう。」(2歴代誌 7:13~15)

イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

【しゅん】

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