■S:今日の聖書の言葉
エステル記4章14節

★もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」

■O:今日のコラム
本日はイスラエルの祭りにおいてプリムの祭りであり、明日はシュシャンプリムの祭りです。この二日間はとりなしにおいて非常に重要で、預言的な日です。共に主の御顔の前に立ち、日本の教会と国民をとりなし祈る時を持ちましょう。

エステル記において、ユダヤ人を虐殺しようとしたハマンの悪しき陰謀がくつがえされ、むしろ神の民の大勝利となったその分岐点がエステル記の4章にあります。

ここでモルデカイは滅び行く自分の民を嘆き荒布を着て、灰の上にすわっていました。つまりこれはユダヤ人が悔い改め、主の御前に身を低くして祈る姿を意味しています。

エステルはそのモルデカイに遣いを送り、荒布を脱がせ、新しい着物を着させようとしましたが、モルデカイはそれを拒みました。

この時のエステルの内には「自分たちは王宮に居るから助かる」という思いがあったのでしょう。滅び行く自分の民に対しては重荷を持っていないように感じます。

私たちキリストの教会もエステルと同じような立場にあり、天の王国を相続し、永遠の命の希望を持つキリストの花嫁なる存在です。しかし時に自分が救われていることに安心し、失われて行く魂に重荷を持たないことがあります。

エステルが、悔い改めの荒布を着ていたモルデカイの服を脱がせて新しい服を着させようとしたのと同じように、私たちも主の御前に悔い改め、へりくだり、とりなし祈ることを教会に対して止めさせ、この世がどれだけ大変でも私たちは救われているのだから問題は関係無く、もっと楽観的で素敵な考え方を持ち、成功と繁栄と満たしを求め、より良い幸せな生き方を追求しよう。と思うことがあります。しかし、モルデカイはエステルにはっきりと言いました。

これをこの時代の教会に対する言葉として共に受け取りましょう。

「あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えてはならない。もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」(エステル4:13~14)

私はこの言葉を非常に深刻に受け止めます。もしこの様な時期にあって教会が沈黙してしまうなら、主は教会以外の別の場所から救いとリバイバルを起こされます。そんなことがあってはならないと思います。「主よどうかこの日本の救いとリバイバルの為に、主の教会を用いて下さい。」と心から祈り願います。

今の危機的な状況の中にあり、多くの人々がウィルスに感染し、失われて行こうとしている時にあって私たちは、自分の命をかけて主の御前に進み出て、この国をとりなし祈りましょう。私たちはこの時の為に先に救われたのです。

■A:考えてみよう
今日、日本の救いを願い求めて祈りましょう。またこの時に日本の教会と聖徒たちが、とりなしの祭司として立ち上がり、福音の光を輝かせることが出来るように、日本の教会を覚えてとりなし祈りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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