■S:今日の聖書の言葉
マタイによる福音書21章43節
★だから、わたしはあなたがたに言います。神の国はあなたがたから取り去られ、神の国の実を結ぶ国民に与えれます。
■O:今日のコラム
シャバットシャローム！
実を結ばせる木であるのに、実が実ったことがない立派な木を見たことがありますか？ぶどうの木は立派だけど、何年もぶどうは成らない。バナナの木は立派だけど、バナナは収穫できない。そんな悲しいことはありませんよね。実が成る木は実を成らせて初めて木として認められます。そうでなければ切り倒されていくものです。
今日の聖書箇所は、イエス様がパリサイ人たちに向かって話された話しです。イエス様は、例え話で悪い農夫たちについて話されました。
イエス様は外側はきよめる者たちについて、内側はきよめないのか？と何度も問いただしています。外見でどんなにがんばって「良い者」「正しい者」の様に歩んでいても、イエス様が見られるのはいつも内側にあるのです。
実を結ぶとは実は内側にどんな実が結ばれているかということです。木は立派でも実が結ばれていないならば残念なことです。どんな実を結ぶのでしょうか？御言葉が語っているのは、「神の国の実」とあります。人間的な外側にあるいわゆる「良い実」ではありません。
神の国の実とは何でしょうか？御霊様の実です。なぜならば、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びとあるからです。
「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。」(ガラテヤ5:22,23)
■A:考えてみよう
実を結ぶとはどういうことでしょう。実を結ばない者とはどういう者でしょうか？実を結ばないで、人生を無駄にする者から、御霊の実を結ばせる者へと御霊様によって造り変えられていきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あはごん 】
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