■S:今日の聖書の言葉
マタイによる福音書14章8~9節

★ところが、娘は母親にそそのかされて、こう言った。「今ここに、バプテスマのヨハネの首を盆に載せて私に下さい。」王は心を痛めたが、自分の誓いもあり、また列席の人々の手前もあって、与えるように命令した。

■O:今日のコラム
シャローム!御国が来ますように!

マナメールを書くにあたって、何度もマタイ14章を読みましたが、読むうちに私の中に二つの疑問が出てきました。本当にヘロデヤの娘はヨハネの首が欲しかったのか? また、ヘロデ王は心を痛めたと記してあるのにどうして実行したのか? という二点です。

この二人の人物(ヘロデとヘロデヤの娘)にフォーカスして読むうちに、二人に共通していることは「人の声を聞いた」ということだと思いました。

人の声ではなく、イエス様に相談し、御霊に聞く習慣を身につけたいと思います。例えば奉仕をする時、人に言われたから、依頼されたから何も考えずに行うのではなくて、一度立ち止まってイエス様に、御霊に聞く訓練をしないといけないと思います。

黙示録に出てくる七つの教会全てに共通して言われていることばは「御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。」です。

「不正を行う者はますます不正を行い、汚れた者はますます汚れを行いなさい。正しい者はいよいよ正しいことを行い、聖徒はいよいよ聖なるものとされなさい。」(黙示録22:11)

これからの時代、御霊が言われることを聞く者は聖なる者とされていく歩みを選択し、聖なる者となっていきます。しかし、御霊が言われることに耳を傾けない者は、汚れた者・不正を行う者になっていってしまうように感じます。

人の声を聞いてしまったヘロデとヘロデヤの娘は、人の声に従ってしまいました。逆を考えると人間はみな、自分の発言で人を恐れさせたり、人を縛ったり、自分の声に耳を傾けさせようとしてしまう性質を持っています。

だからこそ、自分自身の心を見張る必要がありますし、御霊の声を、イエス様が仰っていることを聞き続けなければいけません。

「わが子よ。私のことばをよく聞け。私の言うことに耳を傾けよ。それをあなたの目から離さず、あなたの心のうちに保て。見いだす者には、それはいのちとなり、その全身を健やかにする。力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。」(箴言4:20~23)

「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。」(箴言 29:25)

御霊の声、イエス様の語りかけを聞くことが習慣ならば、たとえ間違った方に行こうとしてしまっても、御霊は助け主なので正してくださいます。いつも御霊の声を聞いて、イエス様が願っておられることが何であるかを聞くことが今の時代に生きる私たちに必要なことだと感じます。

■A:考えてみよう
どうしたらいつも御霊の声を聞いて、イエス様が願っておられることを知ることが出来るのでしょうか。

いつも本物のお金に触れている銀行員が偽札を見分けられるように、日々いのちに溢れる御霊に、イエス様に触れている、交わりを保ち続けているならば、人の声や人の態度、恐れなどに基づいて行動したり、動機づけされることはないでしょう。

日々、御霊とイエス様に聞き、交わりをするエノクのような歩みをしていくことが出来ますように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まなくぼ 】

カテゴリー: マナメール

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