■S:今日の聖書の言葉
マタイによる福音書8章8節
★しかし、百人隊長は答えて言った。「主よ。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ただ、おことばを下さい。そうすれば、私のしもべは直ります。
■O:今日のコラム
今日の箇所は有名な箇所になると思いますが、改めて神様の御言葉に信頼し続けることを教えられていると祈りの中で思いました。
今日の箇所では百人隊長が自分のしもべが中風のときに、イエス様に懇願している場面になります。イエス様はその懇願を聞かれたとき、「行って、直してあげよう。」と言われました。
百人隊長はローマの兵隊で異邦人のため、イエス様が異邦人の家に行くというのは、当時のしきたりではあり得ないことですが、イエス様はすぐに行って直そうと言われました。しかし百人隊長の返答を聞いて、イエス様が驚かれました。
「しかし、百人隊長は答えて言った。『主よ。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ただ、おことばを下さい。そうすれば、私のしもべは直ります。」(マタイ8:8)
百人隊長は「ただ、おことばを下さい」と言いました。この言葉は直訳では、「一言だけおっしゃってください」という訳になります。この言葉はイエス様を驚かせ、またこのような信仰を見たことがないと言われました。
なぜ百人隊長はそのように言うことができたのでしょうか。それは彼自身が自らの職業と地位ゆえに権威の力を知っていたこと、また御言葉に信頼していたからだと思います。
神の御口から出る御言葉に力があるからこそ、そこに従うときに、癒しなど神の御業が成されいくことを覚えます。
「夕方になると、人々は悪霊につかれた者を大ぜい、みもとに連れて来た。そこで、イエスはみことばをもって霊どもを追い出し、また病気の人々をみないやされた。」(マタイ8:16)
「そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。〕 」(マタイ16:20)
神様の御業はみことばとともに成されていき、またみことばが確かであることが御業を通して打ち立てられることを覚えます。
■A:考えてみよう
「そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」(イザヤ55:11)
神様が言われたことは必ず成し遂げられます。その御言葉に私たちが従っていくかどうか、その御言葉の下に、聖霊様にあって自分に死んで、自らを置いていきましょう。
ただ一言、あなたの御言葉をくださいという砕かれた心をもって主に近づきましょう。
■P:祈り
神様、あなたの愛を今日も感謝します。今日もあなたの言葉を聞く者とならせてください。またあなたの御言葉の下に自らを置くことを選び取らせてください。そして、ほかの何よりもあなたの一言のその御言葉を私のうちに与えください。
愛する主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 たくみ 】
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