■S:今日の聖書の言葉
ヨブ記2章3~5節

★主はサタンに仰せられた。「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはいない。彼はなお、自分の誠実を堅く保っている。おまえは、わたしをそそのかして、何の理由もないのに彼を滅ぼそうとしたが。」
サタンは主に答えて言った。「皮の代わりには皮をもってします。人は自分のいのちの代わりには、すべての持ち物を与えるものです。
しかし、今あなたの手を伸べ、彼の骨と肉とを打ってください。彼はきっと、あなたをのろうに違いありません。」

■O:今日のコラム
ここの前にも似た記事があります。

「主はサタンに仰せられた。『おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはいないのだが。』サタンは主に答えて言った。『ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。あなたは彼と、その家とそのすべての持ち物との回りに、垣を巡らしたではありませんか。あなたが彼の手のわざを祝福されたので、彼の家畜は地にふえ広がっています。しかし、あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打ってください。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。』」(ヨブ1:8~11)

なぜヨブはサタンによってアタックされるのでしょう?なぜヨブはこんな苦しみに会うのでしょう?ヨブが他の人よりも悪かったからなら、理解しやすいです。しかし、ここにその理由がはっきり書かれていますが、それはヨブが正しい人だったからです。
 
私たちが試練に会うとき、避けられるものであるなら避けたいと思います。それはとても自然なことであると思います。しかし主を愛し、主に従うことを選ぶならば避けるべきではない、と思う試練もあるはずです。正しく歩むからこそ受ける試練があるのです。
 
そのような試練を私たちは感謝して、受け止めることはとても重要です。そのような試練はまるで、主が「それでもわたしを愛することを選んでくれるかい?」と語っておられるかのようです。
 
この前の集会である先生は出先にいるときに、幼い子どもが2階の窓から下のコンクリートの床に落ちてしまったという電話を妻からもらった時の話をしていました。当然先生は「主よ子どもを守ってください」と祈るのですが、主から語りかけがやってきます。「もし子どもが守られなくてもわたしを愛するか?」と。そしてその先生は、いやいや主よ、そんなやりとり、今はやめてください、と思いながらも「それでもあなたを愛します。子どものこととそれは別問題です。でも癒してください。」と祈ったそうです。そしてその子どもは3mの高さからコンクリートに落下し、救急車で運ばれましたが奇跡的に無傷で後遺症もなく守られたそうです。ハレルヤ!
 
私たちが神を愛することを選ぶ理由は、自分が得をするとか、守られるからということに核心があるのではありません。だとするとヨブのような状況になったなら、ヨブの奥さんの勧め通り、神を呪うことになるでしょう。そうではなく私たちを愛し、私たちのためにご自身をお捨てになった十字架の愛に核心があります。

■A:考えてみよう
この愛に応えて生きるなら私たちも試みに会うのです。テストとは、合格する見込みがある者が受けることを許されるものなのです。そして合格した者にだけ与えられる報いがそこにあります。
 
特に人に見せるためではなく、ただ主のために、人に見えない部分において忠実に主を愛することを選び取って生きるなら、御父は私たちのことを公に自慢すると言っておられるのですから(マタイ6:4は「御父が報いてくださいます」ですが、原語では「御父が公に報いてくださいます」という意味の語が使われています)それ故、サタンはその神の自慢は本当ですか?と試すことになるのです。
 
しかし、そこで御父がサタンに誇って見せたことが本当であったなら、それはどれほど御父をお喜ばせすることでしょう!それはどれほどサタンを決定的な敗北で打ち砕くことでしょう!それは私たちにとっての自分の十字架なのです。どこまでも神を愛し、人々を愛する十字架の生き方は勝利の生き方です!

■P:祈り
私を愛し私のために、ご自身をお捨てになられたイエス様。あなたのみわざ、あなたの愛を褒め称えます。十字架だけが私たちの誇りです。十字架に、御父の御心にどこまでも従われ、神のために、人々のためにご自身を捧げられたイエス様の信仰が、イエス様が、私たちの内に生きておられます。私の内にあるあなたの信仰によって、私に委ねられている十字架を全うすることができることを感謝いたします!

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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